引用ここから
ヤンゴンのチャイナタウンも活況はからわず、華字紙も発行されるなど言論の自由が守られるようになり、自由選挙を実施するや、アウンサンスーチが「大統領より偉い」政治ポジションを得た。
このスーチーを支持しているのは都会のビルマ族が中心で、地方ならびに少数民族地区へ行くとスーチーは嫌われている。
中略
西側がミャンマー政府を非難するロヒンジャ弾圧に対して、事実上、スーチー政権は解決策も見いだせない無能ぶりを見せた。スーチーは親中路線に転換した様子がうかがえる。
したがって、ミャンマーの少数民族弾圧非難決議が国連に上程されると、反対に回るのが中国という構図になっている。
恩を売りつけ、反中感情を抑え込むことに躍起なのである。
2017年6月16日、ラオスにある中国大使館は在留中国人に「身の安全を確保し、身辺に気を配れ」と警告を発した。これはラオスのサイソンブーン県で、中国人が何者かに銃殺されたからである。
問い合わせに対して大使館は具体的な情報をだしていない。
サイソンブーン県はラオスの首都ビエンチャンから北東へ100キロほど。モン族など少数民族が暮らす地帯で、嘗ては付近に米軍が空爆に利用した基地があった。いまは大きな公園になっている。
2016年1月には中国人が開発する鉱山付近で二人の中国人が爆殺され、同年3月にはルアンパパン県で一人が殺害され、7人の中国人が負傷するテロ事件も起きた。
このように一帯一路の先々で中国人は「歓迎」されていないのである。
引用ここまで
都会では別としても、スーチーがミャンマーの国民に嫌われていることはなんとなく理解できる。私は元々この女は嫌いなのだが、発言や雰囲気に何か鼻につくものがあるのだ。其れは、「私は西洋文明をよく理解しているわよ」という様な雰囲気が醸し出す反発なのだろう。では、具体的に令を挙げろと言われても、それは不可能なのだが。あくまでも直感的なものでしかない。
そのスーチーが親中派になったとしても、ミャンマー国民が諸手を挙げて死那を歓迎するという雰囲気ではないだろう。
首都ヤンゴンを中心とするビルマ族以外に、カチン、カレン、シャンなどという少数民族や虐げられたイスラム教徒のロヒンギャ族がいる。この少数民族を処理することさえも大問題である。
さて、さらに宮崎さんはここではラオスの問題を利挙げているが、それとは別にカンボジアでは、死那が工事した道路は質が低すぎるとして、猛烈な反発を食らった。
「中国メディアの環球網は11日、カンボジアメディアの報道を引用し、カンボジア公共事業運輸省のスン・チャントル大臣が「中国企業が工事を行った道路は質が低すぎる」と批判したことを紹介した。」
http://news.searchina.net/id/1622913?page=1
とにもかくにも、金は出すがそれ以上に人も資材も死那から持ち込んできて、現地の雇用には何もつながらず、口は金以上にあれことれと出しまくり、気が付けばほとんど収奪されたに等しい結果しか残らないのが死那の遣り方だ。
タイの鉄道、インドネシアの鉄道、その他やりかけたままで放置されているところがいくつもあるし、アフリカ諸国では盛大に嫌われていて、よほどのことがない限り、死那が勢力を盛り返すことはないだろう。
死那帝国は、膨大な過剰債務、過剰設備、過剰在庫、過剰人員を抱えている。それらの問題を解消するにはもってこいの手段なのだろう。
だが、一帯一路に参加した先進諸国の英独仏は貿易推進に関する文書への署名を拒否下とし、インドは「覇権主義」の臭いを感じ取って欠席した。
世界の嫌われ者死那狂惨党は、二項対立しか考えられないのだ。即ち、支配するか、されるか。勝つか負けるか。
南シナ海などでも、自国の領域でもないところを古来より死那が支配する地域だと堂々と公言してはばからない。「私達はここを使いたいが、その他は皆さんの航行の邪魔をしませんから、勝手に航行してください」という態度が取れないのだ。
このような世界支配の野望を持った愚劣な古代死那帝国の復活を願う死那狂惨党は、近い将来のいずれかの時点で経済的破綻を来す。突出した軍事費に圧迫されて他の支出が歪になり、国民は暴動を繰り返す。当然のことながら、海外資本による新規投資はガタ減りする。統制経済が長引き、為替操作が続けばSDRも解消されかねない。
道徳も倫理もない死那帝国には、分裂、分割という未来しか見えない。
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