ダーウィンは、生物が無目的に起きる変異(突然変異)を選別し、進化に方向性を与えるという自然淘汰を唱えた。
強者生存も適者生存も主張しなかった。
強者が生存するとは限らない。
それは恐竜のことを考えればすぐに分かる。
そして、適者生存でもない。
何が適者であるかは、そのときの条件や環境が変われば、ゼロからのスタートになるからだ。
そして、それを国家単位で考えると、どうなるのだろうか。
死那狂惨党は、西側諸国の期待を裏切り、狂惨主義のままで図体だけでかくなった。
西側諸国の定めた自由で公平な競争、法に基づく支配、人権、などの西側諸国の価値観とは全く違う社会であると、見透かされた。
そのため、強者生存の道も適者生存の道も閉ざされた。
死那のように傲慢で強欲な組織が世界の資源を支配すれば、資源は使い尽くされる。
それは、最後には餌がなくなり、自滅するしかない生物の最後と見事に重なる。
死那のように国際社会のルールを守らない者は、国際社会から締め出される。
仲間が消えていき、だれも近づかず、食糧も手に入らないという究極の状態を招く。
今は、まさにその道を猛烈に驀進中である。
そして、カネの切れ目が縁の切れ目という状態を迎えた段階で、最終仕上げが始まる。
今はまだカネと圧力で仲間を押さえられている状態だが。
人は誰しも自由が好きだ。
独裁を好むのは独裁者だけである。
あるいは独裁者を称えることで何らかの利益を入手出来る人だけである。
金正恩が好きで好きで仕方がないから独裁を許すなどという人はいないだろう。
習近平にしても同様である。
ちやほやしていると何らかの利益が手に入る、あるいは称賛しないと罰せられるから称賛するというだけの話である。
国家単位でも同様なのだ。
だから、死那狂惨党がいくら頑張っても、本当の仲間は得られない。
死那狂惨党が西側諸国と同様の価値観を持ち、謙虚で素直な国家に変身するとはとても思えない。
古代中華帝国の中華思想と華夷序列によって世界を支配しようなどと思っても、それは叶わない夢でしかないのだが、死那狂惨党はそんなことには全く気が付かない。
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