イスラエルに学べ

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イスラエル国防省は「90%の命中率を記録した」と発表した。アイアンドームは多数の実戦経験を通して同時迎撃能力が大幅に向上し、最大射程も70キロから100キロ以上にまで伸びた。当初はロケット弾・砲弾だけを防ぐことができたが、今では弾道ミサイル迎撃も可能なまでに進化した。以上は、『朝鮮日報』(5月14日付)が報じた。

『ウォール・ストリート・ジャーナル』(5月14日付)は、「イスラエルが示すミサイル防衛の価値」と題する社説を掲載した。

ミサイル防衛はカネの無駄遣いだと1980年代から聞かされてきたが、イスラエルは現代の戦場でその価値を証明し続けている。それを改めて示すのが、イスラエルのミサイル防衛システム「アイアンドーム」がロケット攻撃による死傷者や被害の軽減に成功していることだ。

(1)「イスラエル国防軍の報道官によると、パレスチナ自治区ガザを拠点とする、イランが支援するテロリスト集団「ハマス」と「イスラム聖戦」は今週、イスラエルの複数都市に13日夜時点で約1700発のロケット弾を発射した。しかし、紛争を象徴する映像は、イスラエルの歩兵が敵地に侵攻する姿ではない。閃光(せんこう)が走るテルアビブの夜空の映像だ。その光は、アイアンドームの大量のミサイルがレーダーと高度なコンピューターシステムを駆使して、飛来するロケット弾を追跡し、その90%を撃ち落とす際に放たれるものだ」

イスラエルでは、飛来するロケットの90%を撃ち落とことに成功した。これは、敵方にとっては、大きな誤算であろう。10%しか着弾せず、しかも反撃の正当性を与えた以上、逆に被害を覚悟しなければならない。割に合わない攻撃である。

(2)「イスラエルと米国は何十年も前からミサイル防衛システムに取り組んでいるが、そのほとんどは長距離ミサイル迎撃に向けられてきた。イスラエルに対する脅威は国境沿いに集中しており、アイアンドームは小さな領土の防衛向けに設計されている。イスラエルのラファエル社が2000年代に開発し、2010年代に米国が配備を支援し、一部システムを取得した。2020年には、米レイセオンがラファエルと提携し、米国でアイアンドームを製造することを発表した」

イスラエルのミサイル迎撃態勢ができあがったのは2020年である。危ういところで敵攻撃に間に合った。

(3)「アイアンドームはイスラエル人の命と財産を救っているだけではない。敵のプロパガンダにかかわる計算を狂わせてもいる。高確率でミサイルを迎撃できることで、イスラエルの指導者たちは攻撃に対してより柔軟に対応できるようになっている。イスラエル人の犠牲者が少ないということは、ガザへの本格的な侵攻や民間人を殺害する可能性のある無差別空爆を求める政治的圧力が少なくなることを意味する。パレスチナ人の犠牲者はテロリストにとってプロパガンダの絶好の材料となる。イスラエルの自制は人命を救うほか、同国の軍にとって外国からの日和見的な非難にさらされる前に行動する余地が広がる」

イスラエルのミサイル防衛システムは、二つの点で大きな意味を持つ。イスラエルの被害を少なくした。それが、ガザへの復讐攻撃の規模を小さくさせる効果である。互いに、人命の損害を最大限減らして、戦争行為の無益さを認識することだ。

さて、日本の防空システムはどうなっているのか。防衛省資料では、次のように説明している。

「我が国では、ミサイル攻撃などへの対応に万全を期すため、2004(平成16)年度からミサイル防衛(MD)システムの整備を開始しました。イージス艦への弾道ミサイル対処能力の付与やペトリオット(PAC-3)の配備など、弾道ミサイル攻撃に対するわが国独自の体制整備を着実に進めています」

「自衛隊は、レーダー、人工衛星、航空機、艦艇などによって、今この瞬間も、我が国周辺の警戒監視にあたっています。我が国に飛来する弾道ミサイルに遅滞なく対応するため、JADGE(ジャッジ)と呼ばれる自動警戒管制システムが、全国各地のレーダーがとらえた情報を集約・処理しています。これにより、着弾地点の計算などを自動的に行い、はるか洋上のイージス艦などに瞬時に迎撃を命令することができます」

イスラエルが、90%の確率で撃ち落としていることは、日本にとっては明るい材料である。これを100%にまで引き上げる迎撃密度を上げる努力が必要であることは当然だ。日本がこういう完璧な防衛態勢を取っていることを、中国や北朝鮮に理解させることが必要である。一方で、日米安全保障条約で反撃をされる逆リスクを抱える。これが、開戦抑止効果になろう。

引用ここまで

良い教訓は真剣に学ぶべきであることは言うまでもない。

日本は周辺をろくでもない国々に囲まれている。

死那、南北超賤。ロシアという非常に残忍で戦争に強い騎馬民族の末裔とも言うべき連中だ。

漢民族は高い文明を持っていたが、現在の漢民族は本当の漢民族ではなく、様々な民族の混血であろう。

何しろ、真の漢民族が統治していたのは漢、宋、明ぐらいのもので、その他の王朝はほとんど異民族による支配だったのである。

死那は西洋にアヘン戦争で負けたのが悔しくて、恨みを抱いているので、中華思想と華夷序列による世界支配を夢見ている。

南北超賤は小中華思想によって、相手との関係を上か下かの関係しか考えられない。

ロシアはひたすら領土を拡張し、後生大事に領土を大切にする。

ただっぴろい領土を抱えていても、たいした利用価値もないいうのに。

南超賤を除いてはいずれの国も原子爆弾を所有しているのも厄介だ。

 日本は島国なので、他国からすると遠くなれたところからミサイルを撃ち込むのはとても有効な攻撃方法である。

ミサイルで叩いておいて、それから弱ったところを攻めれば良いのだから、楽だろう。

だから、イスラエルに学ばねばならない。


孤独な自獄論者

何にも縛られず思い付くままに好き放題に書いています。 物言わぬは腹ふくるるわざなり

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