https://shinjukuacc.com/20210727-05/
引用ここから
こうしたなか、この北朝鮮の声明に、「南北首脳は最近複数回にわたって親書を交換した」とする記述が出て来ます(中央日報の次の記事も同趣旨のものです)。
連絡ルートの復元に…北朝鮮「南北首脳、最近数回にわたって親書交換」
―――2021.07.27 12:02付 中央日報日本語版より
「物価上昇で慌てた北朝鮮当局が、とりあえず韓国との対話再開に乗り出した」、という可能性はあるのでしょうか。
これに関しては、聯合ニュースの次の記事(※タイトルのみ)によると、親書交換が始まったのは4月頃からだそうです。
[速報]南北首脳 4月から親書を数回交換
―――2021.07.27 11:04付 聯合ニュース日本語版より
時期的に見て、南北間で北朝鮮の物価が急騰していた6月中旬ごろからであり、「物価上昇で驚いて南北和解に乗り出した」というほど単純なものではなさそうですが、ただ、「北朝鮮が何らかの理由で韓国との対話を必要とする状況に追い込まれている」というのは、仮説としては十分に成り立つ余地があります。
それが何なのかについては、まだよくわかりませんが…。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
さて、文在寅(ぶん・ざいいん)韓国大統領が菅義偉総理大臣と執拗に首脳会談をやりたがっているというのは、昨年秋口から何度も出て来た話題です(『菅総理「日韓関係健全化のきっかけ要求」の本当の意味』等参照)。
その理由については、当ウェブサイトでは日本を代表する優れた韓国観察者である鈴置高史氏の「ブラックスワン・ストーカー」仮説を支持しているわけですが(『鈴置論考、「日韓の」ではなく「韓国の」特殊性に言及』等参照)、もしその仮説が正しければ、今回の「南北対話復活」は意味深です。
文在寅氏としては、メインの政策目標である「北朝鮮との関係改善」が達せられるのであれば、日本との首脳会談、あるいは日本との関係「改善」などに、こだわる必要がなくなるからです。
ますますコントロールを失う南北関係、まだまだ目が離せない展開が続くのでしょうか。
引用ここまで
文在寅がこれから反日に力を入れるうという予測を私は持っているが、この予測はおそらく外れない。
ますます、日本と南北超賤が疎遠になるのは良いことだ。
ただ、北超賤にいる邦人拉致被害者またその他の拉致被害者をなんとしても取り戻したいものだ。
そのためには、北超賤が金に困って本との対話を始めようという姿勢になってくれないと、始まらないのだが。
ま、南超賤とは徹底的に疎遠になるのが最高のシナリオである。
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