https://www.dailyshincho.jp/article/2021/08271701/?all=1
引用ここから
鈴置:韓国は米国に守ってもらっている。というのに、中国包囲網には加わらない。米国からすれば「ギブばかり」。韓国はアフガンと同じ「恩知らず」、あるいはアフガン以上の「裏切り者」です。アフガンは韓国とは異なって、中国にすり寄ってはいませんでしたからね。
中略
――韓国は「同盟ただ乗り」が許されると考えていたのですか?
鈴置:朝鮮半島は海洋勢力にとって戦略的に重要な地域。米国や日本にわがままを言っても通る、と韓国人は考えてきました。実際、これまでは通用してきましたし。
アフガン政府もそう思い込んでいた。自分の国は米国だけではなく中国やロシアなど、大国にとって要衝の地にある。自ら守らなくとも、米国から見捨てられることなどあり得ないと信じていた。
『FOREIGN AFFAIRS』の「Why the Taliban Won」(8月17日)も「アフガン政府の勘違い」を強調しています。韓国人の「勘違い」と同じ構造です。
在韓米軍撤収は米国民も支持
――「保守本流」の朝鮮日報はどう書いたのですか?
鈴置:8月17日にはアフガン関連の社説は載せず、代わりに長文の解説記事を掲載しました。「アフガンが見せた現実…米国の国益にならねばいつでも去る」(韓国語版)です。
筆者は同紙のエース記者というべき金真明(キム・ジンミョン)ワシントン特派員と、ファン・ジユン記者です。これを読んだ韓国人の多くは、来年春の大統領選挙では反米左派候補に投票すまい、と思ったことでしょう。
この記事は世界中の人の目をクギ付けにした写真――「米軍の超大型輸送機にすし詰めに積みこまれたアフガンの人々」「離陸した輸送機から落ちる『物体』」――など8枚の写真とともに、米軍がアフガンから離脱する姿を伝えました。
そのうえで識者の談話を交えながら「韓国も見捨てられないか」を論じたのです。以下は、朝鮮日報が独自に聞いた米韓の識者コメントです。
・V・チャ(Victor Cha)CSIS副所長=朝鮮半島の現状が変化すれば、米国の世論も変わる。例えば、韓国の“平和政権”に同意して(前大統領の)トランプ(Donald Trump)が米軍を撤収しようとしていたなら、それが“偽の平和”であろうと、米国内には支持する人が多かったはずだ。
・E・リビア(Evans Revere)元国務副次官補=北朝鮮はアフガンの教訓を韓国にも適用すべく韓国の内部分裂を画策する。韓米同盟を弱体化することで米国の韓国への駐屯の根拠を弱めようと、努力を倍加するだろう。
・崔剛(チェ・ガン)峨山(アサン)政策研究院副院長=現地政府が同盟の役割を果たせない時、いつでも撤収できるということを(米国は)見せ付けた。米国のインド太平洋戦略など、韓国が同盟としての役割を最大限に果たしているか、考える必要がある。
中略
――でも、韓国にも親米派がいます。
鈴置:彼らが本当の親米派かは疑問です。頼みにできる時は「親米」を唱えはしますが、米国より中国が強いと見れば、がらりと態度を変える人が多いのです。
「親米」談話を朝鮮日報に寄せた崔剛氏が典型です。峨山政策研究院は2014年4月、「韓米同盟の挑戦と課題」(韓国語版)という報告書を発表しました。韓国人が米韓同盟をどう考えているか、世論調査で調べたうえ、米韓関係のあるべき姿を論じたのです。
中国の台頭が世界の共通認識になった後でしたから「韓国人が米中どちらにつくつもりか」が最大のポイントでした。
この世論調査(調査期間は2014年3月7―9日)では「韓米同盟が弱化しても中国との関係を強化すべきだ」と答えた韓国人が31・7%もいました。一方、「中国との関係に支障をきたしても韓米同盟を強化すべきだ」と答えた人は53・4%でした(30-31ページ)。
当時、韓国の「離米従中」は世界ではさほど知られていませんでしたから、3割以上もの韓国人が「米国よりも中国との関係が大事だ」と考えていることに、日米で驚きが広がりました。
日本の味方をしたら中国側に行くぞ
「3割」という数字以上に衝撃的だったのは、報告書をまとめた崔剛氏が以下のように書いたことでした。
・(韓国の)一角には、状況によりやむをえず我が国が米国の代わりに中国を選ばねばならぬ、との主張も生まれている(40-41ページ)。
この文章は単に状況を説明したのではなく「我が国には中国側に行く手もあるのだからな」と、米国を脅したと受け止められました。
なぜなら、このくだりの前後で崔剛氏は米国に対し「米韓関係の不平等性の解消」や「日韓対立の際には韓国側に立つこと」を要求したからです。
外交は「駆け引き」です。しかし、要求を通すために「敵方に寝返るぞ」と威嚇するのは同盟国のすることではありません。自由と民主主義という理念を米国と共有しているなら、そんな脅しは口にできないはずです。韓国の親米派の底の浅さを示す証拠です。
歴史的に中国の勢力圏
――米国は「韓国の親米派」の怪しさに気付いたのでしょうか。
鈴置:崔剛氏の報告書が出た時は、驚いた米国人から「韓国が中国側に行く可能性はどれほどあるのか」との問い合わせが寄せられました。2014年当時は、まだ「韓国は米国側の国」と深く信じられていたからです。
2015年になると、親米保守のはずの朴槿恵(パク・クネ)大統領が米国の制止を振り切って北京の抗日戦勝70周年記念式典に参列したうえ、AIIB(アジアインフラ投資銀行)に資本参加。米専門家の間では「保守政権であろうと、韓国は中国側に寝返る」との認識が広まりました。
2017年、トランプ大統領が「朝鮮半島はもともと中国の勢力圏だった」との趣旨の発言をして、北朝鮮の非核化と引き換えに米韓同盟を破棄してもいいと示唆したことがありました(『米韓同盟消滅』第1章第1節「米韓同盟を壊した米朝首脳会談」参照)。「韓国の本心」を分かってのことでしょう。
米国にとって、もちろん左派よりは保守政権の韓国の方がいい。対北朝鮮政策では足並みを揃えられるからです。だからバイデン政権は来年の大統領選挙で保守政権の誕生を後押ししています(「韓国大統領選挙に早くも大国が介入 中国は『貿易』で、米国は『通貨』で恫喝」参照)。
でも、「対中」では、保守政権も信用できないとバイデン政権も十分に承知している。韓国に心を許すことはないでしょう。左派が政権を続けようと、保守が政権を奪回しようと、韓国の「アフガン化」の可能性はじりじりと増しているのです。
引用ここまで
南超賤が「アフガン化」するかいなかは、どうでも良い。
むしろ、日本にとっては、北の主導で南北統一が果たされたほうがましだと言える。
あるいは、死那狂惨党になびいて明確にリッド・チーム入りをしてくれれば良い。
そうすれば、日本人全員が38度腺が対馬まで下がったということが明確に意識され、自国防衛のためには健忘改正は正しいことであり、平和憲法を守れ等というのんきなことは言っていられないことに気が付くからだ。
南北統一がされれでは、そのコストは膨大になるが、南北超賤がそれをになうことは不可能だし、どこも助けない。
そうなれば、せっかく統一しても、国内が混乱を極めるだろうが、日本は対馬海峡に行来を多数敷設して、避難してくる難民を救助すしないと宣言していればそれで良い。
飛行機が釜山から飛んでくることも許さなければ良い。
要は、統一超賤には敵対宣言をすれば良いのだ。
いくら統一超賤が核兵器を持っていようとも、お金がなければミサイルを飛ばすこともできないのだ。
戦争には金がかかる。
また、最近では自国民が犠牲になることを嫌って、無人機で戦う等が主流になりつつある。
統一朝鮮には救いがないのだ。
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