北朝鮮の度重なるミサイル発射に痺れを切らした米国は、先日ICBM迎撃実験を行い、迎撃に成功した。あまり喧伝されていないが、これの持つ意味は大きい。
無意味な核兵器開発に歯止めを掛けるため、核兵器破棄は何度が米国とロシアの間で行われた。そして、核兵器の使用を巡っては、相互確証破壊によって、核戦争を含む直接的な軍事的衝突は発生しない様な歯止めが掛けられている。核兵器は攻撃のための武器だから、言わば矛の役割を果たす。それでは、盾の役割をする防衛のための武器はどうだろうか。
米国とソ連の間で1972年に弾道弾迎撃ミサイル制限条約(Anti-Ballistic Missile Treaty)が締結されたが、2002年にアメリカが脱退したことから、事実上無効化した。
今回の米国によるICBM迎撃実験の成功は、大陸間弾道弾保有国に対する一種の脅迫宣言である。大陸間弾道弾保有国は、米、ロシア、死那、インドそして北朝鮮がそうなりつつある。つまり、インド以外に対する警告、脅威を示したのだ。
北朝鮮は、米国が本気で潰そうと思えば、一瞬にして潰せる。だから、今回の実験成功の意味は、ロシアや死那に対する、「おい、米国を舐めるなよ。こんな立派な盾があるのだぞ」という米国の脅しである。
さて、肝心の南朝鮮は文在寅という愚劣な大統領が新政権を運営することになったが、もうすぐ米国から見捨てられることは明白だ。サード配備の撤廃という公約を捨てるわけにはいかないが、配備撤廃を言い出せば米国が見捨てることも明白だ。だから、報告の不備を問題にして時間稼ぎをしようとしている。いかにも朝鮮人らしい馬鹿げた行為である。
いっそ、米韓同盟を打ち切り、南朝鮮の駐留部隊をすべて帰還させれば、米国も北朝鮮との一戦を決断しやすくなる。日本も無傷では居られないけれども、北朝鮮の金正恩というキチガイが核兵器、生物化学兵器を中近東にどんどん売り出して、世界のあちこちでそのような兵器を使ったテロが起きるのは絶対に防がねばならない。
引用ここから
米国は「第2次朝鮮戦争」が終結するまでは少なくとも、韓国の裏切りを許しません。6月1日、訪韓中のダービン議員が以下のように語りました。聯合ニュースの「『韓国がTHAADを望まないなら他で使う』と大統領に伝えた」(6月1日、韓国語版)から引用します。
「米国は困難な予算状況に直面し、多くの事業を削減している。韓国がTHAADを望まないなら、9億2300万ドル(THAAD配置・運用費用)は他の場所で使う」と文大統領に伝えた。
(韓国)政府の一部の人が「THAADは主に在韓米軍を保護するもの」との主張を繰り広げていることに懸念する。この2万8500人の米軍兵士は韓国の安全のために命をかけている。すべての韓国民と同様に彼らも守られなければならない。
「THAAD配備見直し」の公約を降ろさない文在寅政権への“最後通牒”です。ダービン議員の“最後通牒”を青瓦台(大統領府)は明らかにしていませんでした。米韓関係が際どい状況にあると国民に知られたくなかったのでしょう。
6月2日には朝鮮日報が「『文在寅政権の裏切り』に米国が怒る」と報じました。朝鮮日報の見出しは「米CNBC『THAAD調査は中国の歓心を買う文大大統領の試み』」(韓国語版)です。
大統領選挙中、米軍がTHAADの部材を追加して韓国に搬入しました。韓国メディアもそれを報じていたのですが、5月30日になって突然、文在寅大統領は報告が上がっていなかったと激怒、経緯を調査するよう命じました。
引用ここまで
朝鮮人の感情に動かされ、合理的判断ができないことの弊害はあまりにも大きい。この際、朝鮮半島で北も南も徹底して叩いておく必要がある。そのためには、文在寅が北に従い、米韓同盟が切れたときに、日本も南朝鮮との関わりを一切断つことだ。
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/226331/053100109/?P=5&mds
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