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文政権下で日韓関係は、最悪事態に陥った。日韓慰安婦合意の破棄と徴用工賠償問題だ。慰安婦合意破棄理由は、当時の朴政権が旧慰安婦や支援団体の意見を聞かずに合意した、とするものだった。これが、外交部(外務省)の文書公開によって虚偽であることが判明したのだ。
虚偽であったのは、韓国外交部が旧慰安婦支援団体の責任者である尹美香(ユン・ミヒャン)氏が、2015年に韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)代表時代、韓日慰安婦合意の主な内容を外交部から事前に通知されたと、外交部文書に明記されていたのだ。
尹氏は、文大統領と面会して、朴政権が支援団体や被害者と事前に相談しなかったと語り、日韓慰安婦合意の破棄を主張した。これに対して、日韓慰安婦合意協定を結んだ外交部長官(当時)は、外交文書が公開されれば真実が分ると指摘していたのだ。その外交文書の一部が公開された。
日韓の外交関係を損ねる事態にまで発展した問題が、「ウソ」に基づいていたとは驚愕である。文政権(当時)は、外交文書に明記されている事前相談していた事実を知りながら、日韓慰安婦合意を破棄した。なんとも「おぞましい」話に発展してきた。
『朝鮮日報』(5月27日付)は、「韓日慰安婦合意の内容を知っていたのに伏せた尹美香 偽善の飾りはこれだけなのか」と題する社説を掲載した。
韓国外交部(省に相当)が2015年韓日慰安婦合意の当時、正義記憶連帯(正義連)の尹美香常任代表(現在は無所属議員)と数回にわたって会い、合意内容をあらかじめ教えていたという内容を含む文書が公開された。
(1)「弁護士の集まりである「韓弁」が情報公開請求訴訟で入手した4件の外交文書を見ると、韓国外交部(省に相当)は慰安婦合意発表の9カ月前から少なくとも4回にわたって、尹代表に交渉の内容を教えていた。特に、発表前日には「対外保安」を前提として「日本政府の責任痛感、首相直接の謝罪・反省表明、10億円水準の日本政府予算拠出」などを説明した。慰安婦合意の「核心内容」だ」
韓国外交部は、慰安婦合意の「核心部分」をすべて慰安婦支援団体の尹美香氏に説明していた。この協定を推進した裏方は、当時の米国副大統領のバイデン氏である。早期の日韓関係修復が目的であった。米国が、文政権に対して距離を置く姿勢を見せた背景には、慰安婦合意破棄がある。
(2)「ところが、慰安婦被害者の李容洙(イ・ヨンス)さんは「尹美香は合意の内容を私たちに教えてくれなかった」と主張した。「10億円が日本から入ってくるのを、尹美香だけが知っていた」とも発言した。尹議員は外交部の事前説明を聞いても、被害者には知らせていなかったのだ。尹議員は「少女像撤去、不可逆的解決、10億円拠出などが抜けたまま聞いた」と釈明した。「核心内容」は聞いていなかったというのだ。しかし外交部の文書には「10億円拠出」を伝えたと明示されている。当時、合意の核心は「日本政府の予算で10億円を拠出して日本の責任をはっきりさせる」というものだった。ところが尹議員は核心内容を隠し、うそまでついたのだ」
尹議員は、慰安婦破棄の「功績」を認められ、「共に民主党」から国会議員にまで上り詰めたが、慰安婦募金の流用や不動産問題で離党せざるを得なくなり、現在は無所属である。尹氏による虚偽の発言によって、日韓関係を悪化させ慰安婦問題を「永続化」させた理由は、慰安婦問題が解決すると、「募金が継続できなくなる」点にあった。あくまでも、カネ目当ての慰安婦問題である。
(3)「尹美香・正義連代表は、慰安婦合意の発表を強く非難した。その「功績」が認められて民主党比例代表議員にもなった。ところが、慰安婦被害者のおばあさんたちのために使うべきお金1億ウォン(約1000万円)を私的に使った疑いが発覚し、裁判にかけられた。後援金でカルビを買って食べ、マッサージを受け、速度違反の反則金も払っていた。こんな破廉恥な事件でも、起訴されてから13カ月を経てようやく裁判が開かれた。不動産を巡る不正疑惑まで浮上したが、民主党は尹氏を離党させただけで議員ポストは維持してやった。尹氏は今も議員バッジを付けている」
「共に民主党」は慰安婦問題を政治利用すべく、尹氏を国会議員にまで取り立てた。外交文書の一部公開でその虚偽が分った以上、何らかの釈明が必要であろう。「共に民主党」支援紙の『ハンギョレ新聞』は、この一件について、日本語版では一行も触れていない。恥ずかしいのであろう。
(4)「文在寅(ムン・ジェイン)前大統領は就任直後、慰安婦合意について「重大な欠陥が確認された」「新たに交渉を行うべき」として事実上合意を破棄した。任期中ずっと「反日駆り立て」を国内政治に利用した。そうしておいて昨年1月、突如「(慰安婦合意は)両国政府間の公式合意だったという事実を認める」と一夜にして立場を180度変えた。本当に恥ずかしいことだ」
文前大統領は、「人権弁護士」を売り物にしてきたが、虚偽の発言を鵜呑みにして日韓関係を破綻させた。その責任は重大である。日本にとって、「文在寅」の名前は、永遠に忘れられない存在になった。
中国
引用ここまで
文在寅が嘘と捏造と悪意で破壊した日韓関係を元の通りにするには、いくつかのプロセスが大切になる。
第一には、ユン・ミヒャンなどに慰安婦合意を破棄に導いた邪悪な勢力の実情を徹底的に調査し、裁判に掛けて厳しく罰するべきである。そして、それは文在寅にまでつながっていることも明確になければならない。
第二には、自称徴用工裁判の無効化を徹底的に実施しなければならい。
第三に自称徴用工裁判と同じ過ちを犯さないように、国際関係が絡む裁判は自国の裁判よりも上に来るので、自国の主張だけでは通らないことを馬鹿那国民に教えてやることだ。
第四に、慰安婦問題と徴用工問題は、南超賤が独り相撲を始めたことで問題が複雑になったことを馬鹿な国民に教えてやることだ。
第五に、自衛隊哨戒機に対するレーザー照射問題について、事実関係を明確にし、自衛隊と日本政府、日本国民に謝罪し、防止策を作ることだ。
第六に、もはや日米関係が米韓関係よりも重要になってしまったことを良く認識し、米韓関係と日韓関係の今後のあり方をよく勉強することだ。それが分かっていないから、「日本は戦犯国だ」とか、外交と朝貢外交の違いが理解できないのである。
そのような段階を踏んでこそ、ようやく普通の関係が結べるだろう。
現状のままでは、日本は対話をしようという気にもならない。
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