ミイラ取りの結末


 死那狂惨党が支配する「中華人民共和国」の憲法前文を読んだことがある人は少ないだろう。これを読めば、しながなぜあのように時代遅れの帝国主義をとりたがるのかということが良く理解できる。

執筆者は、奥北秀嗣という人です。

提供:中国ビジネスヘッドライン

引用ここから

 中華人民共和国憲法前文(注:奥北さんによる翻訳であり、小見出しは奥北さん者が便宜的に記載したもの)

(1)中国の悠久の歴史

 中国は世界において最も悠久の歴史を有する国家の一つである。中国各民族人民は、共同して光り輝く文化を創造し、栄えある革命の伝統を有するものである。

(2)1840年以後、半植民地であった中国

 1840年以後、封建的な中国は次第に半植民地、半封建的国家となった。中国人民は国家の独立、民族解放および民主自由のため、前の人が倒れても後の人が引き継ぎ、勇敢に戦ってきた。

(3)辛亥革命

 20世紀、中国では天地を引っくり返すほどの偉大な歴史変革が発生した。

 1911年孫中山(筆者注:孫文)は辛亥革命を指導し、封建帝政を撤廃し、中華民国を建国した。しかしながら、中国人民は、帝国主義および封建主義に反対するという歴史任務を未だ完成させていない。

(4)中華人民共和国建国

 1949年、毛沢東主席を指導者とする中国共産党は、中国各民族人民を指導し、長期に及んだ苦難曲折の武装闘争およびその他の形式の闘争を経た後、ついに帝国主義、封建主義および官僚資本主義的統治を打倒し、新民主主義革命の偉大な勝利を勝ち取り、中華人民共和国を建国した。この時から、中国人民は、国家的権力を掌握し、国家の主人公となったのである。

(5)社会主義制度の確立および搾取制度の消滅

 中華人民共和国建国以後、我が国の社会は、漸次、新民主主義から社会主義にいたる過渡期にある。生産手段私有制の社会主義への改造は既に完成、人が人を搾取する制度は既に消滅し、社会主義制度は既に確立した。労働者階級のリーダーは、労農同盟をもって人民民主専制の基礎となし、実質上、無産階級専制となり、強固な発展をなした。中国人民および中国人民解放軍は帝国主義、覇権主義的侵略・破壊・挑発に勝利し、国家の独立・安全を維持し、国防を増強した。経済建設は重大なる成就をなし、独立的、比較的完全な形で社会主義工業体系の基本形成を既になし、農業生産力を著しく向上させた。教育、科学、文化等の事業は大きな発展を遂げ、社会主義思想教育は、大きな成果を上げた。広大な人民の生活は大きな改善を遂げた。

(6)マルクス・レーニン主義、毛沢東思想、トウ小平理論および「3つの代表」論

 中国新民主主義革命の勝利および社会主義事業の成就は、中国共産党リーダー、中国各民族人民が、マルクス・レーニン主義、毛沢東思想の指導の下、真理を維持し、過ちを修正し、数多くの困難・危険と闘い、勝ち取ってきたものである。我が国は長期にわたる社会主義の初期段階にある。国家の根本任務は、中国の特色ある社会主義の進む道に沿い、力量を集中させ、社会主義の現代化の建設を図ることにある。中国各民族人民は継続して、中国共産党リーダーの指導、マルクス・レーニン主義、毛沢東思想、トウ小平理論および「3つの代表」(注:江沢民理論)重要思想の指導の下、人民民主専制の堅持、社会主義の道の堅持、改革開放の堅持、社会主義の各制度を絶え間なく改善していくこと、社会主義市場経済の発展、社会主義民主の発展、社会主義法制の健全化、自力更生、刻苦奮闘、漸次、工業・農業・国防および科学技術を現代化させること、物質文明・政治文明および精神文明の強調発展の推進、我が国を建設し、富強・民主・文明的な社会主義国家へと発展させる。

(7)社会主義敵対勢力への闘争の継続

 我が国において、搾取階級は既に消滅している。しかしながら、階級闘争は、一定の範囲内で長期的に存在しうる。中国人民は、我が国の社会主義制度を敵視し、破壊する国内外の敵対勢力および敵対分子に対する闘争を継続しなければならない。

(8)台湾は中華人民共和国の領土の一部

 台湾は中華人民共和国の神聖なる領土の一部分である。祖国統一の大事業は、台湾同胞を含む、全中国人民の神聖なる職責である。

(9)統一戦線組織

 社会主義建設事業は、労働者、農民および知識分子に依拠しなければならず、全ての団結は全ての力量をもって可能とするものである。長期に及ぶ革命および建設の過程において、中国共産党のリーダーによって結成され、各民主党派および各人民団体、社会主義労働者団体、社会主義事業の建設者は、社会主義を擁護する愛国者および祖国統一愛国者の広範な愛国統一戦線を擁護する。この統一戦線は、継続的、強固に発展する。中国人民政治協商会議は統一戦線組織を広範に代表するものであり、過去、重要な歴史的作用を発揮し、今後、国家の政治生活・社会生活および対外友好活動において、社会主義現代化建設、国家の統一団結の闘争維持において、重要な作用を更に発揮するものである。中国共産党リーダーの多党協力および政治協商制度は長期に渡り存在し、発展する。

(10)共同繁栄をする多民族国家

 中華人民共和国は、全国各民族人民が共同で建国し、統一した多民族国家である。平等、団結、相互扶助の社会主義民族関係は既に確立し、今後も継続的に増強されていく。民族団結闘争を維持する中で、大民族主義、主要なのは大漢族主義に反対する必要があり、また地方民族主義に反対する必要がある。国家は、あらゆる努力により、全国各民族の共同繁栄を促進する。

(11)中国の繁栄は世界と共にある(5原則:1.主権・領土の相互尊重、2.相互不侵犯、3.相互の内政不干渉、4.平等互恵、5.平和共存)

 中国革命および建設の成就は、世界人民の支持とは切り離せない。中国の前途は、世界の前途と緊密な関係を有し、共に存在するものである。中国は、独立自主の対外政策を堅持し、主権および領土の相互尊重を堅持し、相互不侵犯、相互の内政不干渉、平等互恵、平和共存という5原則を堅持する。各国との外交関係および経済、文化的交流を発展させる。帝国主義・覇権主義・植民地主義に反対し、世界各国人民の団結を増強し、抑圧されている民族を支持し、民族の独立を勝ち取り維持し、民族の経済的な正義の闘争を発展させ、世界平和を維持し、人類を進歩させる事業促進のために努力する。

(12)憲法は中国の最高法規

 本憲法は法律の形式をもって確認された中国各民族人民の闘争の成果であり、国家の根本制度および根本任務を規定する、国家の根本法で、国の最高法規である。全国各民族人民、一切の国家機関、武装兵力、各政党および各社会団体、各企業事業組織は、憲法をもって、根本的な活動の準則となし、憲法の尊厳に責任を有し維持し、憲法を実施する職責を保証しなければならない。

引用ここまで

 要するに、阿片戦争などを通じて帝国主義に蹂躙されて、上海や香港などが租借地になり、半植民地になったことが、悔しくて、悔しくて仕方がないのだ。

 朝鮮人であれば、これを「恨」として先祖の不甲斐なさを他民族に押しつける処だが、死那人は自分達でやり返そうとして頑張る。その一点に絞れば、朝鮮人よりも死那人のほうが、ずっと人間らしくて共感出来る。

 GDPが世界第二位(上念司さんによれば、本当は日本が第二位)になった死那は、ウイグル、チベット、モンゴルなどで他民族を支配し、南シナ海や東シナ海でも、我が物顔で横暴に振る舞う。

 あれは、かつて悪しき白人たちが植民地でやったことを、21世紀になってから、悪しき白人たちの真似をしているに過ぎない。要するに、死那人の精神が幼稚なのだ。

 日本が併合あるいは統治した朝鮮、台湾、南洋諸島を見れば、その違いは歴然としている。日本は、現地の人が立派に自活できるようにと、日本の金を注ぎ込んで現地に学校を設立し、教育を施した。だから、台湾やパラオ野人たちは日本の統治が如何に素晴らしかったかを今でも語る。

 あっ、朝鮮人擬きは人間ではないので、未だに人擬きの段階に踏みとどまっています。だから、感謝の気持ちなど全くない。

 おっと、死那の話だったね。

 そういうわけで、死那が白人の真似をしてみても、民度が低いので現地の人には嫌われているし、殆どが大失敗に終わっている。成功したのはジンバブエ、ジブチ、スリランカ、ベネズエラ、豪州くらいだろう。

 白人の真似をして注ぎ込んで失敗した金は、もう死那には戻らない。海外投資の殆どが不良債権なのだ。したがって、死那が万年金欠病なのは容易に推測できる。

 先日、人民抑圧軍の潜水艦が尖閣諸島の接続水域を、海上に浮上しないままで潜行した。これも、死那狂惨党が、尖閣諸島は死那のものだと宣言しているから、人民抑圧軍にストップを掛けられない。

 つまり、いずれかの時点で、死那の人民抑圧軍との摩擦あるいは衝突が起きることを、日本は覚悟しておかねばならない。

 だが、金欠病で苦しみ、わずか300メートル程度しか潜水出来ず、スクリュー音はかなり大きいと言われる死那の潜水艦など、あっと言う間に沈む。

 死那が、かつての白人たちの帝国主義を憎み、狂惨主義で帝国主義を駆逐するという話なら大いに理解できるが(狂惨主義が嫌いでも)、帝国主義の暗黒面に陥った死那狂惨党の行動には、吐き気を催すような嫌悪感しか覚えない。

 死那狂惨党が誇る「中華人民共和国」の憲法前文が、死那狂惨党の行動に照らし合わせるといかにいい加減なものか、皆さん良くおわかりだろう。

 日本人が恥とする言行不一致は、死那人には恥ではないのだろう。

孤独な自獄論者

何にも縛られず思い付くままに好き放題に書いています。 物言わぬは腹ふくるるわざなり

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