制裁は続くよどこまでも

https://kotobukibune.at.webry.info/201903/article_3.html


引用ここから

トランプ大統領は会談後の記者会見で、先ほどの「正しいことをしたい」発言に続けて「国連とのパートナーシップがあり、ロシア、中国、その他との関係もある。そして、韓国も非常に重要だ。日本もそうだ。われわれが築いた信頼を壊すようなことはしたくない……制裁の強化については話したくない。北朝鮮でも多くの人々が生活をしていかなければならない。私の態度が変わってきているかもしれないが、私が金氏のことを大変に良く知るようになったからだ。韓国のため、そして日本のため、そして中国のために話をしていきたいと思っている」と述べています。

トランプ大統領は、世界、とりわけ東アジアの諸国に与える影響をも考慮した上で北朝鮮との会談を考えているのではないかと思います。自身の体制維持のため、核を手放さずに経済制裁を解除させたいという頭で会談に臨んだ金正恩委員長とは器が違う。見ている視点の高さが違いすぎますね。

そうした世界的観点でトランプ大統領が金正恩委員長との会談を考えているとするならば、その結論は完全勝利しか有り得ない。少しでも譲歩した結果になったなら、今度は、中国、あるいはロシアが同じく譲歩を迫ってくることが考えられるからです。

もし、仮に、トランプ大統領が今回のハノイ会談で、寧辺の核施設廃棄と引き換えに制裁の全面解除を飲んだとしたら、裏で隠し持っていたとされる別の核施設を認めるのみならず、トランプ相手には「隠して」騙せばよいのだ、という悪しき教訓を与えることになります。

なんとなれば、北朝鮮のようにやればいいのだとばかり、中国が台湾に触手を伸ばして、併合なりなんなり強硬手段に出てこないとも限りません。それは世界にとっては良くないことでしょう。

今回の第二回米朝会談で見せたトランプ大統領の妥協しない姿勢は北朝鮮だけでなく、中国にもダメージを与えたのではないかと思われます。少なくとも、舐めて掛かれる相手ではない、と世界は認識したはずです。

中略

けれども、先ほども述べたように、トランプ大統領が東アジアないし世界を視野にいれた上で会談に臨んでいたとするならば、彼が世界を背負って交渉していることになります。

北朝鮮は一対一で交渉しているつもりだったのが、何のことはない、北朝鮮対世界の構図になっていたというわけです。

中略

ただ、北朝鮮が非核化に動き出さない限り、経済制裁は解かれることはない。かといって、今までのようなミサイル発射などの瀬戸際外交をやるのも難しい。

今回の会談後の記者会見でトランプ大統領は、北朝鮮が「ロケットの実験や核実験は行わないと言っていた。言葉通りに受け入れて信じている」と述べているのですね。それを裏切ろうものなら、トランプ大統領の軍事圧力、あるいは空爆される可能性だってあります。

更に一歩追いつめられた金正恩委員長。最早、アメリカに土下座して全ての核を廃棄する他、平安に済む道はないかと思いますね。

引用ここまで

ひと言で言えば、金正恩が率いる北超賤は核を手放す以外の選択肢はなくなった。核兵器保有国として米国に認めて貰い、経済制裁を解除して貰おうと考えた金正恩は脇が甘い。

と言うよりも、制御する者がいない我が儘お坊ちゃんが、世間智に長けた年老いた実業家に強くたしなめられたとう感じだ。

手ぶらで事前準備もなしに電車でのこのことハノイまで出かけて、何一つ成果をえらずにすごすごと北超賤に帰国した愚劣な指導者は、核廃棄のみが生き延びる道だと言うことを理解せねばならない。

通常兵器はどれも酷い旧式しか保有してないし、自国のレーダーでは米軍機の侵入さえも確認できなかった。

超賤人は妄想癖に溺れているから、世界がどのように動いているのか、全く理解していない。


孤独な自獄論者

何にも縛られず思い付くままに好き放題に書いています。 物言わぬは腹ふくるるわざなり

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