https://shinjukuacc.com/20200112-02/
引用ここから
こうしたなか、個人的にはあまり好きではないのですが、あえて「陰謀論」風に申し上げておくならば、今回のソレイマニ氏の排除は、米国の単独行動というよりも、「共犯者」がいるような気がします。
その「共犯者」とは、ほかならぬイラン政府自身です。
そもそも論ですが、「イラン革命防衛隊」は「イラン軍」ではありません。あくまでも「最高指導者」であるハメネイ師の直轄組織です。
このため、「イラン革命防衛隊」がイラン政府の意向に反し、米国を次々と挑発していたのだとすれば、イラン政府としてはコントロールできなくて困ってしまいます。
そこで、ロウハニ大統領にとっては、ソレイマニ氏の所在に関する情報をわざと米国に流すことで、米軍による攻撃という「不可抗力」によってソレイマニ氏を排除しようとしたのではないか、という可能性が出てくるのです。
中略
ところで、わが国にとってはイランは「遠く離れた国」だから「無関係」、では済まされません。
というのも、イランの核開発では北朝鮮から技術者が藩消されているとの情報もあり、また、あくまでも個人的な観測ですが、核開発において必要な物資が日本から流用されているという可能性もあると思うからです(『対韓輸出が急減しているのは「低価格フッ化水素」か?』等参照)。
これに加えて日本はイランの伝統的な友好国(?)であり、昨年はイランのロウハニ大統領が日本を訪れて安倍晋三総理大臣と首脳会談を実施していますし、また、欧米の植民地支配という苦い記憶のない日本は、中東外交において強い存在感を発揮し得る領域でもあります。
場合によっては、今回のソレイマニ司令官殺害に関しては、スイスだけでなく、日本が米・イラン両国のパイプ役になっていた可能性も、検討する価値はあるように思えてなりません(※いや、さすがにそこまで行くと、完全な陰謀論になってしまうかもしれませんが…)。
引用ここまで
この問題は奥が深いが、私もかなりの程度この説には賛成できる。
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