https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/02/post-92299.php
引用ここから
武漢赤十字会の、あまりに驚くべき実態にネットが炎上しているため、北京にある中国赤十字会の代表団が2月1日、武漢を視察した。人民網やその傘下の環球時報の電子版である環球網などが伝えている。
しかし、そのようなことで事態が収まるはずがない。
2月3日、習近平・中共中央総書記をトップとする「チャイナ・セブン」(中共中央政治局常務委員会委員7人)は会議を開催し、新型コロナウイルス肺炎に対する中央の領導小組(指導グループ)から事情を聴取し、現況に関する討議を行った。*注記(文末)
その結果、習近平は厳しく現状を批判し、概ね次のように述べている。
――このたびの感染は我が国の統治システムと能力に対する大きな試練だ。対応策の中で露呈した数々の弱点を改善しなければならない。経験から教訓を学び、一層の検証を行い改善せよ!
これに関して例えば「北京共同」が「初動対応の遅れに対する国民の強い不満を無視できなくなったとみられる」と書いているためなのか、日本メディアは一斉に、あたかも「習近平が謝罪した」ようなことを報道しているが、原文のどこに「初動の遅れ」や「謝罪」などと書いているだろうか。
この緊急会議は武漢赤十字会のスキャンダルに対して緊急開催されたものである。
だから日本の報道は「なぜか、突如」と、その理由が分からず「きっと初動対応が遅れたからなのだろう」と推測しているだけで、一つ一つのファクトの検証を行っていないように思われる。
そのようなことをしていたら、「習近平を国賓として招聘すること」同様、それが如何に間違った選択であるかを判断する力をも鈍化させる。注意を喚起したい。
引用ここまで
原文は非常な長文なので、ここでは引用部分をかなり控えめに抑えた。
是非とも原文をリンク先から読んで頂きたい。
習近平という危険で愚劣な人間がいかに身勝手で恐ろしい人間がよく分かる。
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