Uターンなど無理だね

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引用ここから

『朝鮮日報』(5月17日付)は、「海外進出の韓国企業『高賃金がネック、Uターンできない』」と題する記事を掲載した。

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は10日、就任3周年の演説で、「韓国企業のUターンはもちろん、海外の先端産業と投資を誘致するため、果敢な戦略を推進していく」と表明し、いわゆる「リショアリング戦争」に参戦を宣言した。

中略

韓国には、「反企業」ムードで企業を敵視する、という考えられない土壌がある。企業は、雇用の受け皿という認識が欠けているのだ。「労働者を収奪する」という偏見に満ちている社会である。こういう不思議な社会風土の中で、韓国企業がUターンする可能性は極めて少ない。俗に言う「頭でっかち社会」が韓国である。

(4)「韓国は企業経営が難しい環境にあるとの認識はこの経営者だけではない。韓国経済研究院が昨年11月、海外に事業所を持つ企業150社を対象にアンケート調査を実施した結果、回答企業の96%は「Uターンの計画はない」と答えた。Uターンを考えない理由としては、「海外市場の拡大が必要」(77.1%)との回答が最多だった。それを除けば、Uターンを阻む理由は全て韓国国内の企業環境のせいだった。うち最も多かったのは、高賃金が負担だとの回答だった」

昨年11月の調査で、96%の企業は「Uターン計画」なしであった。その後のコロナ禍で、どれだけの企業がこれを修正したかは不明である。しかし、韓国の賃金問題が最大の阻害要因であることを考えれば、Uターン計画が増えたとは思えないのだ。

引用ここまで

財閥いじめ、最低賃金の高騰、硬直した労組の強さ、小さな内需、そんなところにUターンしたいと思う企業はいないだろう。


孤独な自獄論者

何にも縛られず思い付くままに好き放題に書いています。 物言わぬは腹ふくるるわざなり

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