独裁の後始末

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引用ここから

習近平氏が、いよいよ歴史の歯車の回転に取り込まれそうな状況を見せ始めている。中国の経済失速原因をつくったのは、「習独裁システム」が生み出したものだ。胡錦濤政権下であれば、武漢コロナの発症はすぐに北京へ報告されたであろう。党内の厳しい締め付けが、地方党幹部にコロナ隠蔽へ走らせたのだ。党内の風通しが良ければ、このようなパンデミックもたらすことはなかったであろう。独裁が、中国のみならず世界を破綻へと追い込んでいるのだ。

中略

『共同通信』(5月24日付)は、「香港安全法導入なら制裁も、米高官『自治保てず』」と題する記事を掲載した。

オブライエン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は24日、中国が全国人民代表大会(全人代)で審議中の香港への国家安全法制を導入すれば、米国は中国と香港に制裁を科す可能性があると述べた。米NBCテレビに語った。

(3)「オブライエン氏は、同法制について「中国が香港を乗っ取ろうとしている」と批判した。導入すれば、「一国二制度」の下で中国が香港に保障した「高度の自治」が維持されていると、米国務省が認定するのは難しくなると指摘。「そうした事態が起きれば、中国と香港に制裁が科されることになる」と強調した」

中国と香港にとっては、取り返しのつかない事態が始まろうとしている。米ホワイトハウスは5月21日に発表した「対中国戦略的接近」報告書で、中国共産党の略奪的な経済政策、軍事力拡張、偽情報の散布および人権侵害など「悪質な行為」を概説したうえ、対中戦略の転換を打ち出した。この20ページに及ぶ報告書にトランプ大統領が署名し、米議会に送られた。中国にとって、まことに間の悪い事態となってきた。

香港問題が、大きくクローズアップされ、習近平氏の想像もしていなかった事態が起こりそうである。専制主義が嵌り込んで、歴史の歯車の回転が始りそうである。

引用ここまで

習近平、金正恩、文在寅、プーチンの4人に共通するのは、独裁体質である。

特に、習近平は毛沢東にそっくりで、一切の批判などを許さず、自分に向かった批判は他に転嫁する。

毛沢東が始めた大躍進政策が失敗すると、今度は文化大革命を始めた。

大躍進政策では数千万人の餓死者を出し、文化大革命では170万人くらいの知識人が犠牲になった。

習近平は集団指導性を否定し独裁を始めたが、その結果、武漢コロナウイルスの報告が北京に届くのが遅れてしまった。

独裁者の下では、時の政権にとって都合の悪い情報が隠蔽されるのは当然のことだ。だれも処罰を受けたくないからだ。

死那狂惨党は必ず大変なことになる。世界はもう死那に対していつまでも黙ってはいない。現在は各国とも武漢コロナウイルスとの戦いで必死であり、その次は経済立て直しに着手する。それから先は、死那に矛先が向かう。

金正恩が率いる北超賤廃棄も絶え絶えであるし、南超賤は、外交の天災である文在寅が四方八方に喧嘩を売りまくっていて、もう米国からも見放される始末だ。

日本は戦略的無視を続けているので、誰も相手にしない。

まあ、静かに独裁者達の終演を見届けよう。


孤独な自獄論者

何にも縛られず思い付くままに好き放題に書いています。 物言わぬは腹ふくるるわざなり

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