https://shinjukuacc.com/20201014-01/
引用ここから
つまり、鈴置論考によれば、米韓同盟の消滅は日本の安全保障上の危機を意味する、というわけです。
この点は間違いないでしょう。地理的に非常に近く、昨今は高い技術力を持つ韓国が、核兵器を製造してその小型化に成功すれば、その脅威は北朝鮮の比ではないからです。
しかも、韓国は北朝鮮よりもさらに日本との距離が近く、核の運搬手段であるミサイルも、韓国の経済力と技術力をもってすれば、北朝鮮が現在保有しているとされる「ICBM」的なミサイルよりもはるかに精度が高くて強力なものが作れるのです。
この点、韓国は「反日ヘイト国家」のようなものであり、日本に地理的に非常に近い敵対国が出現してしまうというのは、日本の安全保障上、とうてい看過できない事態です。
だからこそ、もし韓国の核武装を防ぐならば、ここに2つの選択肢が出てきます。
1つは、何が何でも絶対に韓国を「敵対国」にしないよう、日本がありとあらゆる手段を講じる、という選択肢。
もう1つは、韓国が日本の敵対国になってしまったという前提で、韓国の核武装を全力で防ぐ、という選択肢です。
しかし、さきほど引用した鈴置論考でもわかるとおり、韓国で最初に核武装を志したのは、「保守派」に位置付けられる朴正煕です(※余談ですが、この朴正煕のことを「親日派」だと認識している日本人も多いのではないかと思いますが、これはとんでもない勘違いでしょう)。
この点、わが国でも新進気鋭の国際関係アナリストとして名が知られている人物でさえ、
「日本と米国は、習近平を喜ばせすぎないよう、『文が大統領を辞めた後の韓国に親日、親米政権が立つよう』努力すべきだろう」
などと主張した、とする話題については、昨年の『「日韓関係悪化は中国を利する」、その何が問題なのですか?』でも紹介したとおりです。
それにしても、「文在寅氏が大統領を辞めた後の韓国に親日・親米政権が立つような努力」とは具体的に日本がいったいどう努力しなければならないのか、さっぱり理解できません。くどいようですが、外交の世界では「相手を変える」ことは非常に困難なのです。
必要なのは日本国民の覚悟
さて、今回の鈴置論考も非常に読みごたえがあったのですが、それだけではありません。
読んでいて背筋が寒くなるという、ある意味では非常に怖い記事でもあります。
そして、やはり不安になってしまうのは、日本のマスメディアの「単線的思考」です。『ワンイシュー全力投球のメディアは「置いてけぼり」に』でも報告しましたが、日本のマスメディアは概して、ひとつの話題に食いつくと、そこに全力投球してしまう傾向があるからです。
とくに日本学術会議の6人の「任命拒否」問題は、「ATM」などと呼ばれるメディアから、日々、さまざまな続報が出てくるのですが、「任命拒否は違法の可能性」と言ってみたり、「推薦人リストを改竄していた」などと言ってみたり、難癖のつけ方はさまざまです。
実際には茂木敏充外相が「クアッド」(日米豪印4ヵ国)外相会談を開催したり、モンゴルを訪問したり、河野太郎行革担当相がハンコ廃止を打ち出したり、政権全体でデジタル庁創設に動いたりするなど、さまざまな動きがあるにも関わらず、マスメディアは置いてけぼりを食らっているのです。
その意味では、マスメディア産業(とりわけ新聞、テレビ)は、「情報弱者層」を道連れに、日本を悪い方向に導こうとしているようにしか見えないのは、あながち「気のせい」とは言いきれないでしょう。
引用ここまで
ただし、見落としてはいけない点がいくつかある。
第一に、南超賤も北超賤も経済がぼろぼろになっている。核保有国であることはさほど難しくはないだろうが、核保有国であり続ける事を維持していくのは大変な負担なのだ。ロシアをが米国と核兵器削減に動いていることを見ればよく分かる。
第二に、もはや一国で自国を防衛することはできなくなった。複数の同盟国と同調しなければ、戦争など出来なくなったのだ。同盟を結ぶには共有の価値観を持つことが大事である。この点、日本はクアッドにも参加下出来たし、ファイブ・アイズへの参加にも望みがある。つまり、欧米諸国と価値観を共有出来るのだ。
第三に、南北超賤が核兵器を持つことなど、死那が許すわけがない。北超賤が核兵器を持つことでさえ、内心は厭がっているだろう。ただ、米国に対する嫌がらせの代理人として北超賤が必要だから、そのままにしているに過ぎない。南北超賤が統一されて、しかも核兵器を持つとなれば、死那狂惨党は途轍もない圧力をかけることだろう。
第四に、北超賤は南超賤との統一など望んでいない。北超賤は金一族が存在し続けることだけにしか興味がない。そして、時々南超賤を恫喝しながら、金品を献上させたり、巻き上げたりするのである。
第五に、米国が南超賤を離れるときには、米国は南超賤を焦土化していくと語っている。つまり、経済的に立ちゆかなくなるほどに、経済を痛めつけるという覚悟を持っている。南超賤にはそのような災難に耐える覚悟などかけらもない。
そのような観点から、南超賤の野望は恐ろしいがそれが実現する可能性は非常に低いのだ。
だからといって、このまま放置しておく訳にはいかない。
日本は、南超賤とはできるだけ関係を希薄化しておくことが大切である。
あのような話の通じないキチガイ民族に関わっていては、日本の損失が大きい。
そして、南超賤が経済的に立ちゆかなくなるまで各種制裁や制限を設けることだ。
金がなければ、核兵器も造れないし、国際社会でのロビー活動も出来ない。
とにもかくにも、金の動きを押さえるのが現代の戦い方なのである。
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