https://kotobukibune.at.webry.info/202101/article_29.html
引用ここから
1月27日、アメリカのブリンケン国務長官は、国務省で初めての記者会見で、トランプ前政権が中国政府による新疆ウイグル自治区でのイスラム教徒少数民族の弾圧を「ジェノサイド(民族大量虐殺)」と認定したことに関し、バイデン政権としても「ジェノサイドであるとの認識は変わらない」と表明しました。
中略
先の衆院選で広島5区から出馬した橋本琴絵氏はツイッターで次のように述べています。
外務省がウイグルのジェノサイドを認めないと自民党外交部会で説明した話、外交官側の理屈も一応聞いて下さい。
1、ジェノサイド条約に日本が未加盟なのは集団的懲罰規定に憲法9条が抵触するから。今回も同じ。
2、『認めない』のではなく『認める立場にたつこと』を憲法9条が禁止してる。つらい。
外務省がというより内閣法制局が裏にいる感じがする。
確かにアメリカのジェノサイド認定はジェノサイド条約加盟国同士(アメリカも中国も加盟)によるもの。
憲法9条は、拉致もジェノサイドも見殺しにする鬼畜の法。
橋本琴絵氏は、憲法9条によって、ジェノサイドを認める立場に立てないというのですね。
中略
ジェノサイド条約の正式名称は「集団殺害罪の防止および処罰に関する条約」といい、かつて、ニュルンベルク裁判でドイツが行ったユダヤ人の大量虐殺をうけ、ジェノサイド再発防止のため、1948年12月9日、国連で全会一致で採択され、1951年1月12日に発効されました。
締約国は2006年現在で138カ国。日本は締結国に入っていません。
中略
日本国内でジェノサイドが起こることはまず考えられませんから、仮に日本がジェノサイド条約に従って、ジェノサイド行為を止めさせるためには、海外で警察力を行使することになります。
ひらたくいえば、海外派兵して必要に応じて武力行使することになります。
けれども、日本は、憲法9条第1項で、「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」と武力行使を認めていません。
これが邪魔した結果、外務省は、ウイグルのジェノサイドを認めないといわざるを得なかったのではないかと思います。
こうしてみると、憲法9条は害悪の面が大きくなったというか、もはや時代に合ってないとしかいいようがない気がします。
政府も国民に対し、ジェノサイド認定できないのは憲法9条のせいなのだとはっきり言ってしまってよいのではないかと思いますね。
引用ここまで
いつになったら憲法改正が出来るのか。
いつになったら憲法9条は世界最高の素晴らしい条項だなどという考えに取り憑かれたお花畑の日本人がいなくなってくれるのか。
橋本琴絵氏のおっしゃる通りだ。
憲法9条は拉致もジェノサイドも許してしまう実に鬼畜の法でしかない。
0コメント