引用ここから
朴槿恵大統領が就任以来、大きな事故が連続して起こっている。そのたびに、おびただしい犠牲者が出た。過去の韓国行政の弛緩がもたらした問題でもある。だが、同じ女性政治家として見ると、小池東京都知事の方が迅速に動いている印象だ。朴氏は、国民とのコミュニケーション不足が指摘されている。その点では、マスコミ露出度は小池都知事がはるかに優っている。 「コンクリート支持層」とは、根っからの保守派の支持層を指している。その支持層が29%はあると見られ、これまでの支持率でこれが「岩盤」をなしていた。ところが、10月に入って、あっさりと岩盤を割り込んできた。熱烈な「朴槿恵」ファンが離脱し始めているのだ。
中略
朴氏に対してだけ厳しさを求めるのは手落ちかも知れない。盧武鉉(ノ・ムヒョン)氏は社会派弁護士出身で金大中氏を最も尊敬していたとされるが、大統領在任中に派手な収賄を行ったとして検察の追求にあった。それ故、自らの命を絶ったのだろう。韓国では特権階級は何を行っても許されるという意識が強い。旧李朝時代のヤンバン(両班)の特権意識のDNAが現代に生き続けているのだろう。「ノブレス・オビリージュ」(権力や社会的な地位のある者は責任が伴う)という意識からほど遠いのだ。 朴大統領は、この「ノブレス・オビリージュ」を国民に向かって説く絶好の機会を失った。朴槿恵氏もまた、韓国という儒教文化が生んだ一人の女性政治家に過ぎなかった。この視点で経済政策を見ると、韓国の財閥企業には、「ノブレス・オビリージュ」が存在しない。中小企業製品の買いたたきで利益を上げるという行動に走っている。この裏には、独占禁止法が緩いことも災いしている。大企業と中小企業の公正な競争条件を維持するという、市場経済の大前提が崩されている。朴大統領には、こういう悪弊を是正する役割を期待したが、余りにも「反日」で時間を取りすぎた。来年は、大統領選挙の年である。政策は、棚上げされる。朴大統領の実績は、ゼロという珍しい大統領に終わるだろう。
引用ここまで
「ノブレス・オビリージュ」は、本当は「ノブレス・オブリージュ」である。フランス語"noblesse oblige"直訳すると「高貴さは(義務を)強制する」を意味し、一般的に財産、権力、社会的地位の保持には責任が伴うことを指す。
西洋社会では、貴族には貴族としての義務がある。英国の王子は軍隊で務めを果たさねばならない。特権階級だからという理由で一切の義務から自由であるということはない。
ところが、死那や朝鮮では特権階級は何をしても罪が軽い。特に、南朝鮮は形式上は法治国家だが、実際には人治国家みたいなものである。それは、産経新聞の前ソウル支局長加藤氏などを見れば分かる。
朴槿惠が今更日本に頭を下げることはないだろう。元大統領の娘であり、現大統領であるという誇りを持った、この愚劣窮まりない老婆にとっては、日本という国は絶対的に敵であるのだから。
http://ameblo.jp/katsumatahisayoshi/entry-12211746553.html
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