イタリア語にこんな諺がある。
Chi va piano, va sano e lontano.
意味は、ゆっくり歩く者が安全にかつ遠くまで行くということだ。
全く同じというわけではないが、『老子』にも似たような言葉がある。
企者不立。跨者不行。自見者不明。自是者不彰。自伐者無功。自衿者不長。其在道也。曰餘者贅行。物或悪之。故有道者不處。
爪立つ者は立てない。踏みはだかる者は歩けない。己を誇示すれば、その存在も明らかではなくなる。己を是(よ)しとすれば、その善も彰(あらわ)れなくなる。己の功を自慢すれば、その功も台無しになる。己に自惚れれば、行き詰まる。このような不自然な行為をこそ、無為の大道においては、食い残しの飯、無用の振る舞いと言うのだ。だれもが常に厭がって見向きもしないから、有道者はそこに身を置かない。
死那狂惨党の皇帝である習近平は、まさしく爪立っている。
だから、長くは立っていられない。
14億の民を幸せにすることなど彼の眼中にはない。
以下に長く「皇帝」の地位に就いている事ができるか。
それだけがクマのプーさんにそっくりの愚劣きわまりない男の願いのようだ。
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