妄想

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引用ここから

韓国は、TPP(環太平洋経済連携協定)加盟をめぐって甲論乙駁状態である。だが、中国の加盟申請に背中を押されて、申請する意向が固まり始めたようである。絶えず、中国の鼻息を気にしなければならない韓国の主体性はどうなっているのか。TPP加盟の事前折衝で、日本は「反対意向」を示したという。

『朝鮮日報』(10月24日付)は、「中国が加入申請したから? 韓国政府『CPTPP加入申請、決定が近づいた』」と題する記事を掲載した。

韓国政府が「環太平洋連携に関する包括的および先進的な協定(CPTPP)への加入申請の決定が近づいた」と明らかにした。CPTPPの前身であるTPPへの加入を2013年に検討し始めてからすでに8年が過ぎた。韓国の洪楠基(ホン・ナムギ)経済副首相兼企画財政部(省に相当、以下同じ)長官は18日「もう時間がない。決定は最終段階だ。『加入する、しない、するならいつする』までを含む決定は10月末か11月初めには出さねばならない」と述べた。

(1)「韓国政府は、今月25日に予定されている対外経済長官会議でこの問題について検討する予定だ。韓国政府内の雰囲気は加入申請の方向に流れている。洪副首相は「企画財政部長官としては加入申請をすべきと考えている。ただし産業通商資源部、農林畜産食品部、外交部、国家安全保障会議(NSC)に至るまで調整が必要な問題だ」とコメントした。これまで韓国政府は「米国が抜けた経済協力体には積極的に参加する理由が相対的に小さい」「CPTPPの実質的な中心である日本との関係が悪化している」などの理由で加入は難しいと考えてきたため、決定を先送りしてきた。昨年末に中国中心の東アジア地域包括的経済連携(RCEP)に加入したこととは対照的だ。当時、韓国政府はCPTPPへの加入については留保的な態度を示していた」

韓国は、TPP加盟をめぐって二転三転してきたが、どうやら加盟申請する方向へ舵を切りそうである。加盟申請しても、自動的に承認される訳でない。全加盟11国ヶ国の賛成を得なければならない。これまでの交渉過程で、日本は韓国が福島県産などの農水産物輸入規制をしているので、反対意向を表明しているという。

(2)「韓国政府がCPTPPへの加入決定を急ぐようになった背景の一つが中国だ。洪副首相は「中国と台湾が突然加入申請書を提出したのは、韓国が検討を行うに当たり考えてもいなかった重要な変数だ」と述べた。中国は先月16日に突然CPTPPへの加入を申請した。中国は、「市場の開放性」「国営企業への補助金」「デジタル貿易」「労働・環境分野の規範」が相対的に問題を抱えている。その中国が、CPTPPのドアをたたいたのだ。韓国政府関係者の説明によると、「最近CPTPPへの加入を打診している国が増えていることもあり、今のこの時期を逃せば加入交渉が複雑になりかねない」との見方も考慮されたという」

中国がTPP加盟申請したので、韓国も「後顧の憂いなく」申請したという。国家としての主体性ゼロの行動である。ここまで、中国へ気を配らなければならない韓国とは、なんとも気の毒な存在に映るのである。

(3)「中国についてはCPTPP加盟国の日本とオーストラリアが反対の意向を示しているため、中国の加入が実現するかは不透明だ。しかし一部では「中国はCPTPPをもはや米国など欧米による中国けん制の手段とは見なしていない。これが中国のCPTPP参加申請によって確認できたため、韓国政府の加入申請決定も前倒しできる」との見方も出ている。政治的な考慮が作用したということだ」

中国がTPP加盟申請した理由は、いくつか考えられる。

1)米中デカップリングの進行で貿易市場を確保する必要性

2)日本との関係を維持する必要性

3)中国の加盟をめぐりTPP分裂を策す

4)台湾加盟を妨害する

TPP加盟が、全加盟国の賛成が前提である。中国に対しては、日豪カナダの反対が明らかである以上、不可能であろう。来年、加盟が決定する英国は最強硬で反対する見込みである。

(4)「洪副首相は、「日本は現在CPTPPの議長国で、福島県産の海産物規制を理由に韓国の加入には否定的だ。しかし来年1月には議長国がシンガポールに交代する」と説明した。日本はこれまで韓国のCPTPP加入に否定的な考えを示してきた。韓国政府関係者は「CPTPP加盟11カ国とはこれまで非公式の協議を行ってきたが、日本だけが否定的だった」と説明した。ただその一方で「来年議長国がシンガポールに代わっても、加入交渉が順調に進むとは考えにくい」との見方も根強い」

日本は、韓国が福島県産の海産物輸入禁止している以上、反対するのは当然である。自由貿易の原則を踏みにじって、「風評」で輸入禁止するという前代未聞の行動に出ているからだ。こういう国が、自由貿易の恩恵を受けられるTPPへ加盟する資格があるか疑問である。

(5)「『CPTPPへの加入申請は外交政策の実績作りでは』との指摘もある。過去の政権は、いずれも大きな規模のFTA(自由貿易協定)に署名した。これに対して現政権による通商領土の拡大はパナマ、コスタリカ、ホンジュラス、エルサルバドル、ニカラグアの中米5カ国とのFTA締結にとどまっている。韓国政府はこれまで、「米国が再び参加しない限り、CPTPPに加入しても実益はさほど大きくない」と判断してきた。CPTPP加盟国のうち日本とメキシコを除けば、韓国はすでに一定レベルの2国間協定を締結しているからだ」

韓国は対日本関係において、TPPへ加盟しても利益よりマイナスが予想されている。自動車や農産物である。日本より競争力が劣る結果だ。それでも、TPP加盟を考慮するのは中国追随と、他国がTPP加盟へ関心を持ち始めたという理由である。積極的な理由があるように思えない。それに、憎い日本へ頭を下げなければならないのだ。これが、何よりの苦痛であろう。

引用ここまで

南超賤にはハードルが高すぎる。

造船業界に対する補助金、福島水産物に対する輸入禁止措置、南超賤の農業保護など、撤廃しなければならない規制が多すぎるのだ。

来年はシンガポールが議長国なので、通してもらえるとでも思っているのなら、大間違いである。

死那が加入できないことは日を見るよりも明らかなことだが、南超賤もまた加入は不可能なのだ。

まあ、自分勝手な妄想はどの国よりも強い、馬鹿で愚劣で基地外国家は勝手に妄想していれば良い。




孤独な自獄論者

何にも縛られず思い付くままに好き放題に書いています。 物言わぬは腹ふくるるわざなり

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