因果は巡るのか


 本日取り上げたのは、史実や事実ではない、所謂精神世界のことなので、精神世界に興味のない人には理解しにくいと思う。

 しかし、私は下に引用した部分に大いなる共感を得た。

引用ここから

 いま進行しているのは、第二次世界大戦のときに、出口王仁三郎がいった悪神と悪神の戦いにほかならないのです。そして、日本に勝利したアメリカは、これから、あの敗戦後から今日まで、この日本が苦しんできた半島出身者の移住者、および居住者、大陸出身の移住者、および居住者に、移民国家ではあっても文明的な差異を発見して苦しむことになります。

 現実にカリフォルニア州で独立運動が起きていますが、その背後には中国共産党の存在があると噂されています。

 アメリカはたぶん、膨張主義時代の日本の苦しみを追体験しなければ、文明的な反省期に入ることはないのです。このベクトルは、半島や大陸との問題がどの方向に動いても変わることはありません。

引用ここまで

 膨張し、己の勢力圏をひたすら拡大してゆくのが、スペイン・ポルトガルによる大航海時代から帝国主義、そして現在に至るまでの基本的姿勢であった。

 英国はスペインの無敵艦隊を打ち破ってから、七つの海を支配する大帝国を築き上げたが、大東亜戦争で日本に勝ちはしたものの、植民地のほとんどを失った。

 チャーチルは大の日本嫌いでルーズベルトと共に日本を戦争に巻き込み、戦争には勝ったものの、植民地に独立されてしまうという大失態で、実質的に大敗したも同然だ。

 コミンテルン工作員が蔓延ったルーズベルト政権は日本を戦争に追い込み、見事に勝利を収め、その以後ずっと日本を属国として扱ってきた。

 日本に核兵器を持たせずに、日本を徹底的に弱体化させようとした。その結果、日本はいまだに空母も持てず、ジェット戦闘機の開発も遅れに遅れている。

 米国核の傘の下に日本を置いて、兵器を売りつけて、その代わり安全保障は米国に任せろ、というのが従来の発想だった。

 私の興味は、米国の引用部分のような膨張・拡大路線から自国主義へと変質した後の、日本の安全保障問題に関する世論が今後どのように変質していくのかということである。

 それと同じく、ひたすら膨張・拡大を目指している死那狂惨党の経済崩壊の後の凋落・衰退していく姿である。

 民主主義、資本主義という極ありふれた陣営に入っていくのか、それとも前近代的なままでいくつかに分裂してゆき、弱小国連合みたいになるのかということだ。

 強欲な國際金融資本が描く一つの世界もまた狂惨党とは変わるところがない。極少数の人間だけが権力を振る舞い、冨を吸い上げるという点に於いては。そういう者葉を許してはならない。

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孤独な自獄論者

何にも縛られず思い付くままに好き放題に書いています。 物言わぬは腹ふくるるわざなり

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