意向


 北朝鮮の金正恩は抹殺される。いつ抹殺されるかは不明だが、米国は絶対に許さない。

 米国の基本的考えは以下の通りだと考えられる。

1 北朝鮮という国が滅びることは望まない。

2 北朝鮮が緩衝地帯として存続することには反対しないし、北朝鮮は死那に任せる。

3 ただし、金正恩は絶対に許さない。理由は、核開発や

ICBMの開発は止めよと何度も言っているにも関わらず、北朝鮮はそれに邁進している。

4 東アジアの安定は米国は望んでいない。不安定でいるのが米国には望ましい。その理由は、極東が不安定であれば、米国の軍産複合体製にとって一番美味しい武器の販売が望めるからだ。

5 しかし、金正恩だけは許せない。

6 そこで、死那を締め付けることで金体制を崩壊させようとしているが、いまのところ習近平は口先だけで何も実際的成果がない。

7 それなら、更に習近平を締め上げてやろう。セカンダリー・ボイコットを徹底しよう。

8 南朝鮮はあまりにも愚劣なので、本当は切り捨てたいところだが、東アジアが不安定でいるためには日本と揉め続けるのが良い。だから、今は仕方がない。ただし、北朝鮮に近づくようであれば、見捨てるつもりだ。日本の方が南朝鮮の数倍大切である。

9 何事も、この米国様の考えが大切であり、東アジアのだれが何か言っても、そんなことは傾聴に値しない。

  おおよそ、以上のような事柄を米国は考えているだろう。したがって、習近平、安倍晋三、ムン・ジェインが何を言おうとも、そんなことは米国には関係ないということだ。大切なことは、米国としては北朝鮮という国はあっても良いが、核開発に邁進する金正恩は存在してはいけないのだ。同様に南朝鮮という国はあっても良いが、米国様の考えるとおりにしない南朝鮮大統領は不要なのだ。

 それは、日本も同様である。だから、橋本龍太郎が、「米国債をうりたい」などという気持をちらとでも見せたら引きずり下ろされた。

 日米関係は、経世会と清和会を見れば一目瞭然である。経世会は日本独自の生き方を模索しようとする集団であり、清和会は米国に従属する集団である。経世会は、田中角栄、竹下登、橋本龍太郎、小渕恵三や小沢一郎などが代表的存在だ。一方の清和会は、福田赳夫、小泉純一郎、安倍晋三などが代表格だ。

 田中角栄は、ロッキード事件で失脚した。竹下登は、リクルート事件で失脚した。橋本龍太郎はというと、一億円ヤミ献金事件で政界引退を余儀なくされた。清和会計の政治家は生き延びられるのに、経世会系はなぜか途中で倒れる。つまりは、CIAの陰謀で倒されるのである。

 

 日本は米国の魔の手から逃げることは不可能であるが、死那の支配下でいるよりもずっと自由で幸せな生活が送れるのだ。米国から独立して自由に振る舞える日本などは幻想に過ぎない。

 唯、トランプは、その可能性を与えてくれそうな米国の唯一の大統領である。だが、米国を裏で操るユダヤ勢力(最近では、「国家内国家」とか、ディープ・ステイトなどと呼ばれる)がそう簡単に日本を自由にはさせない。何故なら、日本は大金をもたらしてくれる都合の良い稼ぎ手であり、米国のポチであるからだ。

 ポチが独立しようなどと言っても、憲法も軍隊も持てないポチは何もできない。ポチはポチのままでいるしかしかたがないのである。

 

 トランプは、そのポチにとっては、もしかしたらポチに独立と自由を与えてくれるかもしれない唯一の大統領だ。だか、ディープ・ステイトはそんなに優しくはない。日本に都合の良い展開になれば、トランプ自身が引き摺り降ろされることになる。ポチが一人前になるなどは、許してくれないのである。

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孤独な自獄論者

何にも縛られず思い付くままに好き放題に書いています。 物言わぬは腹ふくるるわざなり

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