死那を退治しよう

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引用ここから

『日本経済新聞 電子版』(2月12日付)は、「米、中国の台湾侵攻を抑止、インド太平洋戦略に明記」と題する記事を掲載した。

米政府は2月11日、バイデン政権で初めてとなるインド太平洋戦略を発表した。地域で影響力を増す中国に対抗するため、日本を含む同盟国などと連携して安全保障と経済の両面で関与を強める方針を明確にした。「台湾海峡を含む米国、同盟国などへの軍事侵攻を抑止する」と記した。

(1)「今回の戦略は、インド太平洋地域での米国の安全保障と経済の指針になる。米国主導で築いた国際秩序に挑戦する中国への警戒感をあらわにした。中国が経済力、外交力、軍事力、技術力を結集し「世界で最も影響力のある大国になろうとしている。インド太平洋が最も顕著だ」と指摘。「今後10年間の米国の努力次第で、中国が(既存の)ルールや規範を改めるのに成功するかどうかを決する」と強調した」

中略

(2)「日米などが掲げる「自由で開かれたインド太平洋」を実現するため、同盟国と協力する重要性を掲げた。安全保障分野ではオーストラリア、日本、韓国、フィリピン、タイの5カ国を挙げ、条約上の同盟関係を深めるとうたった。同盟国などとの関係強化による「統合抑止力が米国の基礎になる」とも明示した。米国が軍事・経済で台頭する中国に単独では対峙できないためで、同盟国や有志国とともに「あらゆる領域の侵略を思いとどまらせるように抑止力を強化する」と訴えた。日本の自衛隊などと協力し、米軍との相互運用性を高める」

中国は、同盟国を最も嫌っている。これは、秦の始皇帝来以来の歴史である。「合従連衡」策が、習近平氏の戦略でもある。相手の同盟を壊して一対一の関係に持ち込み、征服するのだ。韓国を米韓同盟から切離して孤立させ、中国へなびかせるような手口が得意である。

(3)「台湾の意向と最大の利益に従って、台湾の将来が平和的に決められる環境を確保するため、台湾の自衛能力の向上を支援すると提起した。インド太平洋地域の内外の国と協力して台湾海峡の平和と安定を維持すると約束した。米政府高官は対中政策について「競争が紛争に発展しないように責任を持って管理する」と指摘。「中国を変える能力に限界があると認識し、米国や同盟国の目的を阻む中国の行動を抑えるようにバランスを構築する」と説明した」

べいこくは、中国と競争するが、紛争を回避する。つまり、戦争抑止こそが、米国の狙いである。防衛力を高めて中国に付け入る余地を与えない、というものだ。

(4)「核・ミサイル開発を続ける北朝鮮への対処にも触れた。対話を呼びかける一方、米国や日韓などの同盟国へのあらゆる攻撃を抑止し、必要があれば迎撃する態勢を整えると説いた。中国との関係が深い東南アジア諸国連合(ASEAN)との結びつきを強固にする姿勢も示した。新たな閣僚級会合を検討すると表明し、2国間協力も拡大する」

ASEANの国々とも、2国間関係を強化すると言う。クアッドを補強するのだ。中国は、こうやって包囲される。それだけ中国の経済的な負担が増える。

(5)「新戦略には米国が提唱してきた「インド太平洋経済枠組み」を2022年初めに立ち上げると明記した。デジタル経済と国境を越えたデータの流れを管理するほか、労働・環境分野で高い基準を課す貿易のルールづくりをめざす」

経済と防衛を一体化させる。これが米国の狙いである。となれば、米国はTPP(環太平洋経済連携協定)へ復帰することで目的を達成するはずだ。なぜ、TPPへ戻らないのか。その意図が分らない。米国は、屋上屋を重ねることを始めようとしている。

引用ここまで

フィリピンとタイは、仲間に入れても良いが、南超賤は切り捨てた方がいい。米国は未だに南超賤に執着するのだろうか。

南超賤は北超賤や死那とも仲良しになりたいと思っているので、必ず米国の思惑を邪魔するだろう。

まあ、米国の思惑は思惑でいいのだが、南超賤の大統領選次第で条件が整う場合もあるかもしれないので、それまで待つしかない。


孤独な自獄論者

何にも縛られず思い付くままに好き放題に書いています。 物言わぬは腹ふくるるわざなり

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