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引用ここから
昔の日本は『修身』の授業で「よい日本人」を教えていた。
よい日本人とはどういう日本人なのか。
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よい日本人となるには、
いつも天皇陛下、皇后陛下の御徳を仰ぎ、
皇大神宮を敬いたっとんで、
忠君愛国の心をさかんにしなければなりません。
また紀元節・天長節・明治節などの祝日のいわれをわきまえ、
国旗を大切にすることも、日本人として大事な心得です。
父母には孝行をつくし、
先生をうやまい、
学校を愛し、
友達は仲良くして助け合い、
近所の人には親切にすることが大切です。
心をいつも正直にもって、
うちにいても外に出ても行儀を良くし、
堪忍ということを忘れず、
人と協同して助け合い、
また平生は倹約をまもり、
慈善の心も深く、
人の難儀をすくい、
生き物をあわれむやさしい心がけがなくてはなりません。
そうして人から受けた恩を忘れないばかりでなく、
規則をよく守って、
人の迷惑になるようなことをせず、
進んで世の人々のために
公益をはかるようにしなければなりません。
いつも自分の健康に注意して父母を安心させ、
健康な体で学問に励み、
仕事に精出し、
また物をよく整頓し、
心を落ち着けて物事に慌てず、
いざという時にはなんでもできるような
勇気を普段から養っておくことも大切です。
このように自分の行いを慎んで、
よく人に交わり、
世のため人のためをはかって、
天皇陛下の御ために尽くすように心がけるのは、
よい日本人となるのに大切なことです。
そうしてこれらの心得を行いに表すには、
すべて真心からしなければなりません。
(『修身教科書』 尋常小学校三年生)
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この一文は昔の小学校三年生が習う『修身』という道徳である。
今の子供達はこのような日本人として大切なことを教わらない。
教えるのは、自由、平等、人権、平和、多文化共生社会、である。
どちらがよい日本人になるのかは一目瞭然である。
引用ここまで
日本人が長い間当然のこととして大切にしてきた価値観を今後も大切にしていけば良いだけの話である。自由、平等、人権、平和、多文化共生社会のような、個人に重きを置いた価値観のみを一方的に大切にするのは、個人の増長を招き、公をないがしろにしかねない。
個人の増長とは、己の主張のみを正しいと声高に叫び、他人を尊重しない態度である。
公をないがしろにするとは、コロナ禍にあって、自分はマスクなど着用しないと声高に主張し、己の主張を通そうとする態度である。
マスクを着用したくなければ、着用しなくてもよいが、その場合には公共の乗り物には乗ってはいけない。マスクを着用せずに自家用車で移動すれば誰も糾弾しない。
本当に、ただの我が儘としかいえないことを押し通そうとする幼稚な人間が増えた。
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