https://news.yahoo.co.jp/articles/c94f42b0c113bede479e274a0d156f65f3ffbd51
引用ここから
木村太郎氏:
ここに来て引き返せないのは、やっぱり独裁政治っていうのは、自転車に乗っているようなもんで、漕ぎ続けてないとひっくり返っちゃう。で、今ひっくり返りそうになってることが出てきてるんで、大変になってる。
中略
木村太郎が気になった「3つのサイン」
木村太郎氏は「3つのサイン」に注目。プーチン氏が退陣に追い込まれる可能性もあるとする。
ひとつめのサインは、プーチン氏に近い人物が続々と離れていることだという。
ロシア大統領特別代表だったチュバイス氏もその1人だ。ウクライナ侵攻に反対し、出国したと伝えられている。また、オリガルヒ(新興財閥)の一部やロシア中央銀行総裁が辞意を表明している。
木村太郎氏:
チュバイス氏は、エリツィンさんの側近だったんです。それでエリツィンさんがプーチン氏を後任者に指名する時に推薦した。プーチン大統領の生みの親みたいな存在なんですよね。その人が出ていったということは、相当意味があると思います。この人だけではなく、エリートたちがどんどん国外に出て行っているんですよ。それが20万人くらいになっていて、ある意味、社会の機能不全の原因になりそうだと言われていますね
2つ目のサインは、海外メディアが報じたあるニュースだという。
木村太郎氏:
戦争をしたくないという戦車兵が、キエフの近くらしいんですが、上官の大佐を戦車でひいちゃったと。死ななかったらしいんですが、要するにそういうことがあるくらいロシア軍の士気が下がっている。ついに7人目の将官が戦死したとも伝えられていて、軍隊の士気が下がりに下がっている。このことが反プーチンにつながるかどうか、これはまだクエスチョンマークですね
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3つ目のサインは、英タイムズが23日に伝えた「クーデター危機」について。木村氏はこう述べた。
木村太郎氏:
情報源がFSB(ロシア連邦保安局)の内部告発者、「6月にロシアがなくなる」と言ってきた人物。いまFSBの幹部らが自宅軟禁されたりしているし、プーチン氏が侵攻の責任を全部FSBに押しつけようとしているようなことから反発が強まっていて、日に日にクーデターの危惧が高まっていると言ってきたんです。タイムズがFSBの現職の職員にもあてていて、この情報はかなり信頼度が高いと思います。情報の確度は高いけれど、果たしてクーデターが起きるかどうかは、また話が違うと思うんですね
引用ここまで
法による支配を無視して、力による支配を目指す独裁者は、実績を上げられない場合には簡単に民衆からの支持を失う。
死那狂惨党の場合は選挙がないから、民衆の支持は関係ないが、ロシアには選挙があるので、対ロシア制裁が長引くと、プーチンの独裁は続かない。
果たしてロシア国内でクーデターのようなことが起きるか否かは、私には分からない。
しかし、生活が生活が苦しくなれば、民衆から不満は爆発するだろう、それが引き金となってプーチン独裁が終了する可能性はある。
いずれにしても、プーチンの過ちは訂正されねばならず、彼に責任をとらせなければならない。
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