https://kotobukibune.at.webry.info/202205/article_7.html
引用ここから
ウクライナ国防省の情報機関「情報総局」のキリロ・ブダーノウ局長は、ウクライナの週刊誌Novoye Vremya(The New Times)のインタビューに対し「1つ目の戦争終結シナリオはロシアが3つ以上に分裂することであり、2つ目はロシアの領土一体性が相対的に維持されたまま国家のトップが交代することだ」と述べました。
ブダーノウ局長は、2つ目のシナリオとなる場合、ロシアの新首脳は、それまでの首脳は「病んだ独裁者」であったとして、これまでの首脳陣が行ってきたことを国として否定するだろうとの見方を示し、その時は、ロシアが現在占領している北方領土からケーニヒスベルクまでの領土を返還するだろうと指摘しました。
そして、ブダーノウ局長は「これが2つの道だ。ロシアの軍事・政治首脳陣の大半はこれを知っている。正にそれが故に、皆が口にしている公式なレトリックとは裏腹に、非常に多くの西側世界との対話の試みが行われている……彼らは自らの賭け金を失うことを恐れている。彼らは、それが非常に迅速に彼らにとってどのように終結するかを理解しているのだ」と述べ、現在の戦争にウクライナが勝利することへの確信を示しつつ、「プーチンに退路を残すことは戦略の一つではあるが、しかし、それはほとんど非現実的だ。彼は全世界にとっての戦争犯罪者なのだ。これは彼の終わりであり、彼は自分で自分を袋小路に追いやったのだ」と強調しています。
引用ここまで
プーチンが手術を受ける際に、暗殺される可能性やわざと手術中に事故に遭ったということで処理される可能性はゼロとは言えないだろう。
それは、ロシア民衆が本当にプーチンを支持しているのかどうかということとも課関連するだろうし、プーチンの次を狙う指導者層の思惑もある。
プーチンは一時的に軍事作戦の指揮権を手放し、ロシア連邦安全保障会議の書記で元FSB(ロシア連邦保安庁)長官のニコライ・パトルシェフに指揮権を委託するとしている。
しかし、この人はプーチンが個人的に信頼しているかも知れないが、已に高齢であり、ロシアの平均寿命から考えると、いつ体調を崩してもおかしくない。
プーチンの独裁が長く続いたため、有力な後継候補は居ないが、プーチンが手術に成功して戻ってきても、プーチン自身が高齢であり、正常な判断力がないままに大統領職を続ければ世界の平和はますます不安定なものになる。
ロシア人は忍耐強いが、その忍耐強さによってロシアの人々が不幸であり続けるのは良くない。
ロシア人は今こそプーチンの退陣を求める運動を展開し、以前のように西側の文化や食べ物を享受できる世界を求めるべきだ。
プーチンの妄想に満ちた旧ソ連のような国作りや勢力拡大はロシア人には不要である。
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