安倍首相の「姿勢」演説



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引用ここから  

 安倍総理の今国会における施政方針演説全文が、首相官邸のサイトに掲載されている。左派メディアが難癖をつけるこの演説で、外交の部分が興味深い。まず総理は、「地球儀を俯瞰する外交」のもと、「自由で開かれたインド太平洋戦略」で中共を牽制する。この後、支那、南朝鮮、ロシアの3か国に関して具体的な方針を述べているが、3国に充てた文字数を比較すると面白い。  

 支那に触れている部分が317文字、ロシアが212文字であるのに対し、南鮮部分は68文字しかない。しかも、南鮮に関しては「韓国の文在寅大統領とは、これまでの両国間の国際約束、相互の信頼の積み重ねの上に、未来志向で、新たな時代の協力関係を深化させてまいります」というあっさりしたものだ。この短いセンテンスの中に、日韓関係が慰安婦日韓合意の着実な履行の上にのみ成り立つという意思を込めた。

中略  

 そもそもこれは、朝日新聞が捏造記事で焚き付けなければ、“なかった”問題である。よしんばあったとしても、日韓基本条約および請求権協定で終わっている。それでも南鮮がしつこく「おねだり」を繰り返すから、日本が手切れ金を渡したという展開だ。財団の解散と合意の無効化は、「おねだり」できなくなった南鮮が、慰安婦という反日エネルギーの源を手放すことができず、「これからもタカる」という宣言とも取れる。  

 菅長官は、「合意を1ミリたりとも動かす考えは全くない」と改めて強調した。安倍総理が演説から「南鮮は重要な隣国」という表現を削除したことを、青瓦台と南鮮国民は、少しは自分の頭で考えるべきだろう。南鮮は北朝鮮と支那、ロシアとの緩衝地帯としては「重要な隣国」だが、国際合意すら守れない国に「基本的な価値を共有する」と表現すること自体、ないものねだりなのだ。 

引用ここまで  

 2014年「基本的な価値や利益を共有する最も重要な隣国」  

 2015年「最も重要な隣国」  

 2016年、2017年「戦略的利益を共有する重要な隣国」  

 2018年 たった68文字  

 これで、安倍首相が南朝鮮の重要性を毎年格下げしていることが明白だ。  

 日本政府は24日、安倍総理が訪韓の意向を示した後、韓国政府に首脳会談開催を打診したが、韓国側は安倍総理が文大統領に日韓合意の履行を迫る積りであると知って、首脳会談の実施を嫌がっているようだ。万が一首脳会談が流れるようであれば、安倍総理の訪韓も無くなる可能性もある。  

 今回の訪韓目的は慰安婦合意の履行を文在寅に直接伝えることである。電話で言うのではなく、本人に目の前でさっさと履行しろと強く迫るつもりなのだ。  

 多段階で歯止め措置を施して文在寅を縛り付けるのである。文がその軛を厭がる陽であれば、当然訪韓とりやめということになろう。直前まで目が離せない。


 管官房長官の記者会見。 

  https://www.youtube.com/watch?v=3xzEqSyXc_M

孤独な自獄論者

何にも縛られず思い付くままに好き放題に書いています。 物言わぬは腹ふくるるわざなり

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