家計負債7大脆弱国

https://ameblo.jp/katsumatahisayoshi/entry-12346860745.html  

引用ここから  

 世界の負債は、今後も増える見込みである。韓国の銀行は、利ざや確保が最優先の経営スタイルを貫いている。これは政府が、銀行経営に規制を加えて、手数料を得られるビジネスを縛っていることにほかならない。韓国の経済システム評価で、銀行が70位台にある理由は、政府の規制が厳しいことの反映である。こうして、韓国は国債金利=長期金利の上昇が、貸出金利全般に波及する時間が極めて短い特質を与えられている。このパラグラフでは、これを「らせん形悪循環局面」と呼んでいる。貸出金利上昇が、新たな債務をつくるという意味でもある。  世界の負債が過度に多くなれば、逆に金融緩和効果が損なわれる事態になる。金融緩和が実体経済を刺激しなくなり、金融だけが空回りする局面に移行する。世界経済は、こういうリスクに直面している。このリスクを防ぐには、どこかで負債増加を断ち切る政策が求められる。その意味で、米欧の通貨当局が金融引締めを旗印にすることは合理的判断である。よって、金利引き上げは避けられない。こうした前提に立って、韓国の家計負債問題を捉えなければならない。 

中略  

 韓国は、世界の「家計負債7大脆弱国」に数えられている。これは、家計債務の対GDP比の高さが尺度になっている。問題は、その家計債務の対GDP比が、一定期間に急速に上がっていることだ。実は、韓国が急速に上がっている最大国である。家計債務の圧力が大きくなれば、家計破産が起こるのだ。 中略  韓国の可処分所得に対する元利金償還負担率は、7大脆弱国で最も高いという不名誉な事実がある。これは、低所得層であるほど深刻な事態になる。今後に予想される長期金利上昇が、低所得層に与える影響は大きい。こうして家計債務の対GDP比の増加は、金利上昇によって一段と家計を圧迫し、消費を切り詰めさせるはずだ。韓国の経済成長率は鈍化必至である。  

 韓国景気の先行指数が、すでに反転している現実から逃れられない。その上、世界の長期金利上昇基調がもたらす影響によって、韓国が「家計負債7大脆弱国」のトップゆえに、浅からぬ傷を受けるであろう。本日のブログは、こういう結論になった。 

引用ここまで  

 もう救いようがないということだね。

孤独な自獄論者

何にも縛られず思い付くままに好き放題に書いています。 物言わぬは腹ふくるるわざなり

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