https://shinjukuacc.com/20220918-01/
引用ここから
まず、日本と韓国の米国から見た相対的な重要性がまったく異なっています。そもそも米国から見た日本は、いまや「日米豪印クアッド」の中核を占めるパートナーでもありますし、対中包囲網という視点では、外交、経済上の要となる重要な同盟国です。
しかし、韓国は米国から見て、ますます信頼がおけない国になりつつあります。先ほどの「米中等距離外交」の議論もさることながら、やはり文在寅(ぶん・ざいいん)政権時代の外交が米韓同盟にも大きな打撃を与えたことは間違いありません。
これに加えて、日韓慰安婦合意を韓国があっけなく破ったことは、日本国内で「韓国と約束をしても必ず破られる」というコンセンサスを作っただけでなく、その裏書人となっていたバイデン大統領を含めた米国政府自身を裏切る行為でもありました。
正直、「日韓関係を円滑化させること」に、米国としてはそこまでのインセンティブはないのであり、また、これ以上日本に圧力をかけて「歴史問題」で譲歩させること自体、米国にとっては日米関係を破壊する行為にもなりかねないのでしょう。
よって、現状で考える限り、米国がかつての慰安婦合意のような「韓国に対する譲歩」を日本に要求する可能性は、非常に低くなったと結論付けて問題ないでしょう。
引用ここまで
以前は、米国が日本に圧力をかけて南超賤の要求を日本にのませる琴が多かったことは紛れもない事実だろう。
日本は米国に対する敗戦国であり、南超賤は米国が4万人近い犠牲の上に米国が成立させた国である。
米国にとっては、当然南超賤のほうが日本よりも価値が高かった。
しかし、朴槿恵が死那に近づいたり、文在寅政権が誕生したことによって、南超賤は徹底的に反米・親中姿勢が明確になり、その価値観が180度ひっくり返った。
日本はクアッドや半導体などのサプライ・チェーンに関することで、米国と他国をつなぐ大切なパートナーになった。
インドは、米国からの単独アプローチであれば、断っただろう。
それは、ロシアとの伝統的な友好関係、インドの徹底的非同盟主義がその底流にある。
しかし、日本もそこに入った上での対死那包囲網であるなら、喜んでクアッドに入るという流れだったのだろう。
もはや、南超賤がかつてのような米国頼みをしても、米国には何のメリットもないことになる。
南超賤は、対北超賤との関係だけで必要とされているに過ぎない。
かつての反共の砦としての役割はもう終わった。
そして、日韓関係は終焉を迎えた。
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