死那の金融不安

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『ロイター』(4月23日付)は、「中国個人マネー、宝石・貴金属に 金融不安など引き金」と題する記事を掲載した。

中略

(1)「4月18日の公式統計によると、中国では今年3月、宝石と貴金属の消費が前年比で37.4%増え、第1・四半期では13.6%の増加となった。同期の中国経済の成長率は予想を上回り、小売売上高も予想の7.4%を超えて10.6%増加。これを押し上げた品目の筆頭が、宝石と貴金属だ。ただ、貴金属人気は、国内消費を通じて経済を回復させようとする中国当局の取り組みがうまく行っていない可能性を示す心配な兆候でもある。中国は昨年末、新型コロナウイルス封じ込めのための厳しい制限措置を数年ぶりに解除した」

中略

中国の消費者が、貴金属へ関心を向けたきっかけは、世界的な金融不安である。だが、中国では低インフレが続かないと見ている様子だ。この見方には矛盾をはらむ。世界の金融不安下で、中国が高インフレになるはずがない。こういう認識ギャップがあるものの、中国家計の伝統的防衛策がにじみ出ている。消費より「現物投資」選好が、ハッキリ出ているからだ。

(3)「中国の家計ではリスクに備えるため、貯蓄も増やしている。家計貯蓄は昨年、17兆8000億元増と過去最大の伸びを示したが、今年第1・四半期には、さらに9兆9000億元増えた。2021年の1年間の伸びに匹敵する。ナンジン・リスクハント・インベストメント・マネジメントの調査ディレクター、パン・シーチュン氏は「経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)、リスク回避、国内消費の回復、これら全てが宝石と貴金属への投資需要を駆り立てている」と述べた」

22年の家計貯蓄は、17兆8000億元増と過去最大であった。今年の第1・四半期は、さらに9兆9000億元も増えている。年率換算では、39.6兆元になる。昨年比で2.2倍のペースの増加だ。家計は、完全に財布のひもを閉じている。これで、中国経済が回復軌道に乗れるはずもあるまい。

引用ここまで

死那狂惨党がいくら景気回復に努めても、一般人は財布の紐を緩めない。長年の自己防衛対策として貴金属を買い増ししたり、貯金に努める事は、支那人には当然のことなのだ。

まあ、しばらく様子を見ていればそのうち、死那の景気回復はなかなか実現しないことが分かるだろう。

孤独な自獄論者

何にも縛られず思い付くままに好き放題に書いています。 物言わぬは腹ふくるるわざなり

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