臨界状態

https://ameblo.jp/katsumatahisayoshi/entry-12383287285.html  


 遂に死那でデフォルトに陥る企業が出始めた。もうデフォルト連続の臨界状態だろう。  

引用ここから  

 中国は5月7日まで、19件の社債がデフォルトになっている。前年同期比で19%増。デフォルトの金額規模は143億5400万元(約2440億円)で、同20%もの増加である。このように、今年のデフォルトが急増しているのは、中国政府がもはや支えきれなくなってきた証拠だ。これまでは、デフォルトを表面化させずに処理してきた。すでにその限界を超えたのだ。 

中略

  中国政府がどれだけ空威張りして、世界覇権に挑戦すると喚いても、世界の金融センターは米国であり、米ドルが唯一の基軸通貨である。中国人民元というローカルカレンシ-が逆立ちしても敵う相手ではない。この際、はっきりと自らの力不足を認識して、謙虚に振舞うことを勧めたい。安全保障でもしかりである。中国は南シナ海から撤収しない限り、米国が総合的な手を使って中国を追い詰められる力と手法を握っている。戦前の日本は、この米国の凄腕の前に屈したのだ。

 『ブルームバーグ』(6月8日付)は、「1200兆円規模の中国債券市場、対外開放で難題山積-不履行拡大の中」と題する記事を掲載した。  


 この記事では、中国債券市場が混乱状態にあることを率直に伝えている。1200兆円もの債券が発行されているが、これを格付けする企業(格付け会社)が未発達であることも混乱に拍車を掛けている。 

 私は、6月6日のブログで、「中国、『体力消耗』対米貿易摩擦でリスク増大『債務整理』先送り」と題する記事を書いた。この中で、中国の格付けは「超甘」で信用できないこと。AAAという最高ランクでもデフォルトしているほどだ。 

中略 (6)「どの発行体(企業)が不履行になるかの見分けが難しく、(中国に)世界基準の信用格付け業界を一夜で育成するのも困難だ。クレジット調査チームやリスク管理デスクで経験豊富な人材もまだ少ない。リスクをヘッジするためデリバティブ市場の整備を進める必要があることは言うまでもない」  中国は、何もかも「泥縄方式」である。信用経済には信頼の置ける格付け会社が不可欠である。これまで、世界的な格付け会社の中国進出を認めるような発表はあった。それだけで終わっており、実現していないのだ。中国政府のやることは、すべてこういう調子である。有り体に言えば、「やるやる詐欺」である。「やります、やります」と言いながら、実際は全くやる気はなく口先のこと。リップサービスでは世界一の国だ。この中国が、信頼されるはずがない。 

引用ここまで 

  このような状態では、南シナ海に於ける軍事訓練も展開も出来なくなる。トラック運転手が、いまのままでは生活できないとしてストライキをしていたが、今後はあちらこちらで燎原の火の如く反政府運動が始まる可能性がぐっと高まった。

  米朝合意では北超賤は時間稼ぎの作戦を取ったが、トランプはそれにわざと乗った。時間稼ぎをする前に経済的に保たない時点が来ることを見越しているからだ。

  いよいよ特定アジア三カ国が経済的に息の根を止められる時が来たのである。

  いかなる理由があっても特定アジア三カ国を経済援助してはならない。経済的に死に至らしめなければ、またぞろ日本に仇をなすのが特定アジア三カ国なのである。

孤独な自獄論者

何にも縛られず思い付くままに好き放題に書いています。 物言わぬは腹ふくるるわざなり

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