https://blog.goo.ne.jp/akamine_2015
引用ここから
ノーベル賞経済学者ポール・クルーグマンの意見
2005年出版の「ボロボロになった覇権国家アメリカ」で、こんな予測をしていました。
・2008~2010年に危機が起こる。
・しかし、中国は危機を短期間で克服する。
・中国の高成長は、2020年まで。
実際に2008年に危機が起こり、中国は速やかに乗り切りました。そして、概ね2020年まで高成長をつづけたのです。
なぜ18年前に私は、中国経済が「こうなること」を予測できたのでしょうか? それは「国家ライフサイクル」で見たのです。
国家ライフサイクルには、
・前の体制からの移行期(=混乱期)
・成長期(前期と後期がある)
・成熟期
・衰退期
があります。
日本は、1950年から成長期に入り、1990年までつづきました。その後バブルが崩壊し、成熟期、低成長の時代がつづいています。中国は、ざっくり1980年から成長期に突入しています。つまり、中国は「30年遅れて日本の後を追っている」のです。
検証してみましょう。
日本1950年代 = 成長期に突入
中国1980年代 = 成長期に突入
日本1960年代 = 安かろう悪かろうで急成長
中国1990年代 = 安かろう悪かろうで急成長
日本1970年代 = 世界の工場に
中国2000年代 = 世界の工場に
日本1980年代 = 「ジャパンアズナンバー1」「日本はアメリカを超える」と誰もが思い始める
中国2010年代 = 「中国はアメリカを超える」と世界のほとんどの人が考え始める
というわけで中国は、まさに「ぴったり30年遅れで、日本の後を追っている」ことがわかります。
問題は、次です。
日本1990年代 = 「暗黒時代」に突入
そうなると、
中国2020年代 = 「暗黒時代」に突入
ということになります。
これが、私が18年前に見た、「中国経済の未来」でした。そして、実際にそうなっているのです。
引用ここまで
素晴らしい頭脳の持ち主の見事な分析には何も言うことはない。
現在の死那の経済状況を素直に見れば次のいくつかの項目が当てはまる。
1 地方政府の財政が極度に悪化している。収入の殆どを土地の売買に頼った結果であろう。
2 地方公務員の給与が3割ほどカットされている。地方政府の収入が減少しているので、ヤムを得ないのだろう。
3 鉄道事業の膨大な赤字に歯止めが利かない。無計画に地方政府がセメントや鉄鋼の消費のために鉄道を事業として始めたからである。
4 不動産事業のデフォルトが止まないが、デフォルトしても倒産しないという不思議な現象が続いている。
5 当然のことながら、銀行から金を借りられない事業のための地方の融資平台という貸し手の積もりに積もった不良債権の処理をどのようにするのかが、全く見えてこない。
6 今後は鉄鋼やセメントなどの国有企業の過剰生産能力を同解消するのかという新しい課題が発生してくる。「国進民退」というばかげた狂惨主義思想に基づく考えのため、国有企業は赤字でも生き延び、民間は新しい起業家が居なくなった。
7 全ては死那狂惨党習近平の毛沢東思想崇拝、狂惨主義崇拝の結果である。つまり、これらは修正不可能であるので、今後はいかなる解決方法も見つからない。
8 世界は死那を見放すしかない。
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