https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-08-07/PD3NMZ6TTDSD01
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中国人民銀行(中央銀行)は6日、人民元を安定させるための追加的な策を講じた。事情に詳しい複数の関係者によれば、人民銀は一部の市中銀行に対し、為替市場での「群集行動」とモメンタムを追う動きを避けるよう促した。
同関係者によると、人民銀当局者が同日午前の会議で市中銀に対し、人民銀には市場安定化のための手段が豊富にあると説明。人民元の柔軟性を維持し、元相場が上下双方向に動くのを容認すると伝えた。
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このまま人民元が落下していくのを放置するのか。それとも、もう万策尽きたと考えているのか。それとも、常々外貨準備高3兆ドルと喧伝していたが、本当はとっくの昔にドルが枯渇していたのか。 いずれにしても、このままで推移すればキャピタル・フライトが起きる可能性は高まる一方だ。そうなれば上海株式相場も下落するに決まっている。
ところで、北載河会議の情報が少しも分からないが、福島香織さんによれば、習近平が降ろされるということはなさそうだということだ。しかし、様々な権力が削除されることはあるだろう。いずれにしても、伝聞の範囲を超えないので、どうなるのかは全く分からない。
死那がこのまま人民元の下落を放置すれば、世界中に恐慌を巻き起こす可能性もある。死那というのは世界中に迷惑を掛ける身勝手な国である。死那が米国債を売る可能性さえもある。しかし、それをやったら、米国トランプ大統領は国会に諮ることなく「国際非常時経済権限法」(IEEPA)で、米国債を無効化できる。米国は本当に恐ろしい国である。習近平は愚劣だから、米国の恐ろしさが分かっていない。
年齢的には引退するしかなかった王岐山がトップのひとりとして残ったのは、対米交渉のためだったはずだが、王は動いていない。それは、王が習近平の遣り方には賛同していないためなのか、それとも腹心が動いて失敗すれば行き詰まるから、習が王を動かさないのか。その辺はよく分からない。 いずれにしても、習近平がこのままで死那の舵を取るならば、ますますどうにもならなくなるだろう。問題は、死那が南シナ海などで暴発する可能性があることだ。
しかし、戦争には金が掛かる。5500万人も退役軍人がいる死那では、年金などが準備不足だろうし、小皇帝と言われる一人っ子を戦争にかり出す様なことを許さない馬鹿親が多いだろう。そんなに簡単にいかないのが現実なのである。
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