窒息の死那

https://hisayoshi-katsumata-worldview.com/archives/33259632.html

引用ここから

『ブルームバーグ』(9月11日付)は、「バイデン氏、中国に台湾侵攻が可能か疑問-経済で『手いっぱい』」と題する記事を掲載した。

バイデン米大統領は中国経済が最近悪化したために、台湾侵攻の意欲が弱くなるかもしれないとの見方を示した。経済問題への対応で、中国は「手いっぱい」の状態だと指摘した。

(1)「バイデン氏は20カ国・地域首脳会議(G20サミット)を終えて訪れたベトナム・ハノイで記者会見し、サミット中に中国の李強首相と会談したと明らかにした。中国の習近平国家主席と過去10ヶ月会談していない理由を記者に迫られると、習氏は「今、手いっぱいのようだ」とバイデン氏は答えた」

中略

私は、上記のメルマガ497号で分析したが、中国経済は潜在的なデフォルト危機の渦中にある。習氏は権力集中の結果、これら問題もすべて抱え込んでいる。デフォルトという「地雷源」に身を置いているのだ。「餅は餅屋」で専門家に任せておくべきだった。習氏の性格が、それを許さないのだろう。自説に固執するから袋小路に入る運命だ。

バイデン氏は、次のような重要な発言をしている。「中国を台湾侵攻に向かわせるとは思わない。実際には恐らくその逆で、中国に以前と同じ能力はないだろう」。これは、バイデン氏の「個人的な見解」ではないであろう。ホワイトハウスの共通認識になっているに違いない。エコノミストでないバイデン氏が、ここまで言い切るのはホワイトハウスが分析している結果だ。不動産バブル崩壊によって、中国経済は根っこから「土石流」にやられたも同然の状態になっているとみられる。

中国が、台湾侵攻に踏み切れば、短期決戦で終わるはずがない。長期化する場合、中国の受けるダメージは極めて大きくなる。インド軍は、米軍の兵站機能を果たす準備に着手する。フィリピンは、米軍弾薬庫を4カ所も増設する。こういう状況下で、中国が台湾へ侵攻すればどうなるかだ。火の中へ飛び込むようなものであろう。

バイデン氏は、8月に「中国は時限爆弾発言」も次のように行っている。

『ブルームバーグ』(8月11日付)は、「バイデン大統領、中国の経済問題は『時限爆弾』-辛辣な発言再び」と題する記事を掲載した。

バイデン米大統領は10日、中国の経済問題を「爆発するのを待っている時限爆弾」と酷評するとともに、共産党の指導者を「悪い人々」と呼んだ。バイデン政権は中国の習近平指導部との関係改善を目指しているものの、大統領はあらためて辛辣な発言を行った。

(3)「バイデン大統領はユタ州パークシティーで開かれた政治資金集めのイベントで演説した。大統領はその中で、中国は経済成長が鈍化するとともに、「失業率は最高」で「苦境に陥っている」と語った。また、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」については、このプログラムに関連した途上国への多額の融資を理由に「債務と絞め縄」と呼んだ」

中略

中国は、年率8%で成長していた時もある。だが、23年4~6月期の前期比の年率換算は、正しい数字を言えば「年率換算3.2%」である。バイデン氏の発言した「年率2%近く」は記憶違いであるにしても、中国経済の急減速は目を覆うほどである。これが、循環的な現象でなく、構造問題であることをバイデン氏は言っている。ホワイトハウスの共通認識なのだ。

引用ここまで

習近平は小学生並みの頭脳しかない。

そんな愚劣な人間が14億人のトップとして仕切っている。

一人の人間が経済も安全保障も外交も内政も全て仕切ることは不可能だが、近平は自分の思うとおりにしたいし、思うがままになると思っている。

だから、経済的に重要な上海をシャットダウンしたり、三年にも及んで無駄なPCR検査を実施しあちこちをシャットダウンを続けた。

今は其の結果が付けとして回って来ただけの話である。



孤独な自獄論者

何にも縛られず思い付くままに好き放題に書いています。 物言わぬは腹ふくるるわざなり

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