引用ここから
活字メディアは、読者離れで経営的に困難な局面を迎えている。新聞メディアも、発行部数の序列が大きく変わった。23年7月で、トップが読売新聞630万部。2位は朝日新聞364万部、3位毎日新聞166万部である。読売新聞は、朝日・毎日の合計530万部を100万部も上回っている。とは言っても、読売新聞も部数は減っている。
戦後長らく、新聞と言えば朝日新聞が「メディア王」の位置にあった。現在の凋落をみたのは、韓国慰安婦報道の欺瞞性が理由だ。慰安婦の強制連行を報道したが、「誤報」であったにも関わらず訂正せず、日韓関係を極限まで悪化させた責任の一半を負うべき立場だ。この朝日新聞の名物記者が、中途退社して琉球新報記者に転じるにあたり、朝日新聞社長らに当てたメッセージが『週刊文春』に掲載されている。朝日新聞の歪んだ価値観への告発である。
これを読むと、朝日新聞が「正義・平等」を唱えながら、実態は「左派偏向」であり、安倍元首相が暗殺された当日、編集デスク(その後、社内枢要ポストへ昇任)が「ニヤニヤ」していたことへの強い憤りから退社したというのだ。朝日新聞は、かつて自社の記者が暗殺され未解決なままだ。暴力へ厳しく立ち向かわなければならぬメディアが、保守の安部氏暗殺に「ニヤニヤ」とは何事か、という憤りである。
朝日新聞は、韓国慰安婦報道の欺瞞性で大きくミソをつけ、発行部数が激落した過去を持つ。それは、左派特有の欺瞞報道であった。真実を歪めた記事は自殺行為である。韓国文政権は、政権交代とともに、統計操作という国民に対する欺瞞行為が明らかになっている。「正義・平等」を旗印にした「進歩派政権」が裏に回って、こういう醜い振舞をしていたことへの国民の怒りは、朝日新聞名物記者のそれに通じるものがあろう。
『週刊文春オンライン』(11月6日付)は、「『今の朝日新聞という組織には、絶望感ではなく、絶望しかない』“名物記者”が退職日の夜に送った衝撃メール 安倍元首相銃撃事件の日、先輩デスクがニタニタしながら『うれしそうだね』と…」と題する記事を掲載した。
11月1日、深夜0時半。朝日新聞社に所属する複数の社員や記者の携帯に1通のメールが届いた。「今の朝日新聞という組織には、絶望感ではなく、絶望しかない」——。そんな文章が綴られたメールには「退職のごあいさつ」という題のPDFファイルが添付されていた。送り主は、10月末で同社を退社した南彰(みなみ・あきら)氏。政治部や大阪社会部などで長年政治取材に携わり、『政治部不信 権力とメディアの関係を問い直す』(朝日新書)などの著書もある。30代の若さで新聞労連委員長に就任したことでも知られている“名物記者”だ」
(1)「メールの宛先は中村史郎社長と角田克専務の2人。それ以外に編集局に所属する多くの記者がBCCで含まれていたと見られる。朝日新聞の社員が語る。「南さんは11月1日付で沖縄の地方紙『琉球新報』に転職しました。メールは、彼が朝日新聞で勤務する最後の日の夜に送られてきました。従来は地方紙の記者がステップアップして転職してくるのが当たり前だった朝日新聞にとっては、逆に地方紙に人材が流れるというのは手痛い話。そして、メールに添付されていたPDFファイルには、南さんが内部から朝日新聞の在り方に絶望していった経緯が事細かに綴られていた。翌朝、社内ではこのメールの話で持ちきりでした」と指摘する」
地方紙から在京の大手新聞社へ転職するのでなく、今回は「逆バージョン」である。こういうケースが今後、出てくるだろう。地方紙の方が、読者と密着した記事が書けることを選択する記者が出ても不思議でない。
(2)「さらに、「南氏は社長以下多くの社員に向けて、一体何を書き残していったのか。「週刊文春」は、南氏のメールと「退職のごあいさつ」と題されたA4用紙6枚にわたる文書を入手した。南氏の文章は『本日、朝日新聞を退職することになりました』という一文で始まる。その後、『文春をはじめ、さまざまなインタビューの要請がありましたが、なかなか応じる気持ちにはなれませんでした。まずは社内に残る皆さんに、朝日新聞という社会的資産をどう生かし、次世代に引き継いでいくのか。それをじっくり考えてほしいと思ったからです』と続いていく」
南氏は、熱烈な愛社心を持っていた記者であることが分る。朝日は、こういう記者を失ったことを深く考えることだ。
引用ここまで
戦前から左翼であった朝日新聞の愚劣さについては今更触れるまでも無い。
それにしても、左翼メディアというのは、米国にしろ日本にしろ多くある。
今の米国など、保守派は影を潜めていて、左翼だらけという感が否めない。
左翼のだめなところは理念や信条が強すぎて、現実を見ていない。
したがって、次々に現実から報復を受ける。
南超賤の文在寅や死那の習近平を見ていれば良く分かる。
馬鹿・阿呆は死んでも治らないのだ。
0コメント