死守

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/55648

引用ここから

 一連の時系列からすると、当日朝までは濃厚だった合意の見込みが、28日午前中の交渉でまとまらなかったことは明らかだ。

 当日午後に行われた記者会見で、トランプ大統領とポンペオ国務長官が語った内容の核心的な部分は以下のとおり。

・北朝鮮は寧辺(ニョンビョン)の核施設廃棄を提示。米国はそれ以外の施設の廃棄までも求めたが、北朝鮮が拒否した。

・米国が廃棄を要求した1つは、きわめて大規模な施設である。

・北朝鮮が公表していない施設を米国が挙げたことに、北朝鮮側は驚いていた様子。

・米国が廃棄を要求した施設にはウラン濃縮施設がある。他にもさまざまな施設を米国は把握している。

・北朝鮮は寧辺以外の施設の廃棄を拒否しておきながら、制裁の全廃を要求してきた。それは呑めない。

・今後も協議は続けるが、再会談の予定はない。

中略

 したがって、今後、いったん仕切り直しになるが、両国の協議は継続していくことになる。ただし、両国の狙いがこれだけ食い違っていることは明白なので、しばらくの間は現状維持の状況が続く可能性が高いのではないか。

 トランプ大統領ならサプライズを目指す可能性もあるが、今回、手の内をかなり明らかにしてしまっているので、米国側からの妥協もかなり難しい。

 今回の合意見送りについては、トランプ政権が安易な妥協をしなかったことは評価できるが、今後も現状維持が続いた場合、北朝鮮の核戦力は温存され、しかも時間とともに強化されていくことを忘れてはならない。

引用ここまで

 北超賤には核廃棄の意志はない。それどころか今後も核開発を継続したい。だが、問題がある。

1 北超賤国民からすれば、米朝会談で漸く経済がよくなるだろうと期待していたのに、少しも改善しないという不満が今後ますます高まる。

2 金一族は、北朝鮮軍の幹部の忠誠を金で買ってきた。だが、欽一族の金が尽きてきた。この金をどのように捻り出すのかは全く先が見えない。

3 日本から金を引き出すには拉致問題を解決しなければならないが、拉致問題は北超賤としては触れたくない。超賤半島にルーツのある旧民進党あたりなら様々な工作が効くのだが、安倍政権では様々な工作が効きにくいので、拉致問題に触れずに金を引き出すことは出来ない。

4 金一族の中の金漢率(金正恩に暗殺された金正男の息子)を擁立する脱北者グループが、名乗りを上げたことで、北超賤の内部に潜んでいる金正恩に対する敵対勢力が生まれる可能性が出てきた。

 ということで、南北共に超賤はこれから動乱含みの時代になった。南超賤で仕事をしている日本企業も、早く撤退を検討しないと、とんでもない動乱に巻き込まれる可能性が出てきたのだ。恐ろしい時代になった。

孤独な自獄論者

何にも縛られず思い付くままに好き放題に書いています。 物言わぬは腹ふくるるわざなり

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