悲劇はいつやむ

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引用ここから

『フィナンシャル・タイムズ』(2月19日付)は、「新型肺炎、影響分析で異色のデータに脚光」と題する記事を掲載した。

中略

(1)「中国の調査会社、百観(ビッグワン)の見解では、中国ネット出前サービス大手の美団点評を使って追跡している飲食店およそ100万軒のうち、2月上旬時点で営業を再開していない店は83%に上った」

飲食店の83%が閉店状態である。これでは、店の経営は成り立たない。倒産危機と隣合せであろう。

(2)「中国版スターバックスの「ラッキンコーヒー」は、約5500店舗のうち14日時点で87%がまだ閉店していた」

コーヒー店の87%が閉店のまま。倒産危機に直面している。

中略

(4)「アナリストらは、春節(旧正月)休暇の延長期間が終わり、先週は経済活動が通常通り再開するはずだったと語る。だが道路の混雑状況や石炭消費、不動産取引などを示す指標が平常時を大幅に下回り続けている」

(5)「香港にある118階建ての環球貿易広場(ICC)で働くダイ氏の同僚らは、中国本土で工場が次々と稼働を停止する中、ここ1カ月間で見晴らしが良くなったことに気づいた。大気汚染レベルが鉱工業生産の再開状況を反映するとの想定で調べてみたところ、現在の工場稼働率は20~50%にとどまっている可能性があるという」

空気がきれいになっており、工場稼働率が50%以下に止まっていることを示唆している。

中略

中国の経済状況が、ミステリー小説のようにほぼ止まっていることから想像できるのは、企業を襲う金融危機である。

『ブルームバーグ』(2月21日付)は、「中国の銀行、ウイルス感染拡大で問題債権比率ほぼ倍増もーS&P」と題する記事を掲載した。

S&Pグローバル・レーティングは20日、新型コロナウイルス感染拡大で中国の銀行が抱える問題融資債権がほぼ倍増する可能性があるとリポートで指摘した。

(7)「S&Pによれば、ウイルス感染拡大が中国の生産体制を混乱させており、企業と個人の債務返済が難しくなり、最悪のシナリオでは、中国の銀行システムにおける問題債権比率が倍近くに上昇することもあり得る」

営業停止状態では、債務返済が困難になって当然である。中国の銀行システムで不良債権が倍増するという予測を立てている。信用機構がそれに耐えられるのか。それが問題として急浮上している。私が、最も危惧する点である。

引用ここまで

都市が封鎖され、道路が封鎖された現状では、流通も生産も対流したままであろうし、経済活動に支障を来すであろうことは想像に難くない。

天に向かって唾を吐くと、唾は自分に降りかかる。

習近平と死那狂惨党は、そんなことも分からずにいたのだろう。

民族史柚木と狂惨党の一党独裁に加えて、習近平という独裁者が生み出した悲劇なのだから、習近平と死那狂惨党が取り除かれるまで、この悲劇はやむことがない。



孤独な自獄論者

何にも縛られず思い付くままに好き放題に書いています。 物言わぬは腹ふくるるわざなり

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