突っ走れ

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引用ここから

『朝鮮日報』(6月10日付)は、「文政権は米中どちらにつきたいのか」と題する社説を掲載した。

(1)「米国務省は、「韓国は数十年前に権威主義を捨てて民主主義を受け入れた際、既に(米中のうち)どちらの側に立つか選択した」とした。これは、李秀赫(イ・スヒョク)駐米韓国大使が「今や韓国は米中の間で選択を強要されるのではなく、選択できる国」と発言したことへ婉曲(えんきょく)に反論するものだ。国務省が言及した「数十年前の韓国の選択」とは、1953年に締結した韓米相互防衛条約、すなわち韓米同盟を指す。米国は「中国を選択できる」と言っているようにも聞こえる韓国大使の発言に対し「同盟」を想起させたのだ」

文政権は、国際条約の重みを軽視している。米韓相互防衛条約によって米韓は一体化しているはずだ。その認識が希薄であって、中国へ「三不」という安全保障の根幹について約束する破天荒な政権である。日韓基本条約を骨抜きにする旧徴用工補償問題も、自ら解決に乗出さず平然としている。その根本にあるのは、「親中朝・反日米」である。

中略

文政権は、朝鮮戦争の意義が全く異なっている。北朝鮮による民族統一戦争というのだ。米国は、それを妨害した「敵」であると位置づけている。この文政権が、「親中朝・反日米」に立つのは当然であろう。北朝鮮は、愛して止まない相手なのだ。米国は、南北統一を邪魔する「外敵」と認識している。北支援をこっそり行なう市民団体へ政府補助金を出している。例の旧慰安婦支援団体の裏の顔は、北朝鮮接近を目指したものだった。北朝鮮の「金ファミリー」を応援するのが文政権である。

(3)「1980年代の反米学生運動出身者が主軸となっている現政権において、韓米同盟と在韓米軍をおとしめ、揺さぶる試みは絶えず行われてきた。韓米同盟がいつからか、南北関係改善の足かせのような扱いを受けている。文大統領は、自由民主主義という価値を共にしてきた米国ではなく、一党独裁の中国と「運命共同体」になろうと言った。だから「米中の間で選択できる」という話も出てきたのではないか」

文在寅氏は、学生気分が捨てきれない政治家である。学生時代の夢は、現実にそぐわず是正しなければならない場合もある。そういう路線修正がないままに大統領になってしまった希有の人物である。韓国の不幸はここから始まっている。パンデミック後は、世界の歴史が大きく動くものだ。韓国は、その歴史の変化に即応できない硬直した国として取り残されよう。旧李朝は20世紀の激動に翻弄された。今度もまた、同じ過ちをするのだろう。

(4)「韓米同盟は万古不易の真理ではない。だが韓米同盟がなかったら、こんにちの韓国もない。韓米同盟は安全保障の脊髄であって、経済的繁栄を守ってくれる防波堤だった。韓米同盟は現在も、安全保障の最後のとりでであって、代替不可の選択肢だ。米国の無理な防衛費要求などには堂々と声を上げるべきだが、米国ではなく他の選択に頭を使うというのは次元の異なる問題だ。文在寅(ムン・ジェイン)政権の韓国は米国、中国どちらの国と共にあろうとしているのか」

文政権は、経済問題よりも南北統一を第一義に上げている。労組や市民団体という既得権益集団を保護しているのは、南北統一を目指した結果である。前記二団体の要求である、最賃大幅引上げと原発廃止が、韓国経済に大きなひび割れを起こすことを覚悟で実行している。経済問題は二の次であるからだ。この経済無視が、米韓同盟の価値を低評価させ、中国や北朝鮮を重視する政策へ繋がっている。米韓同盟の意義と価値を正しく認識していれば、中国へ秋波を送るはずがない。

引用ここまで

南超賤経済が行き詰まるのは時間の問題だ。経済の行き詰まりという悲劇を解消することは今となってはできない。

ウォン、株式、債権のすべてが紙屑となり、南超賤人が泣き叫ぶ姿が見られるのはそう遠い将来のことではなく、もうすぐである。

問題は、そのときに南超賤と日本の間の行き来が自由になっていれば、大変なことになるので、このままずっと行き来ができないままであって貰いたい。



孤独な自獄論者

何にも縛られず思い付くままに好き放題に書いています。 物言わぬは腹ふくるるわざなり

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