米国デモに関する七つの考察

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引用ここから

ミネソタ州のミネアポリスで、支払いにニセ札を使った疑いを持たれたジョージ・フロイド氏が白人警官によって逮捕され、路上で首の部分を膝で押さえ続けられたことで死に至らされた。

中略

事件に関与した警官が野放しにされているのであれば、騒ぎが起こるのはまだ理解できる。

だが、その場にいた警官が全員懲戒免職になって、「実行犯」の警官は殺人罪の容疑で逮捕されているのだ。

これ以上、州政府や連邦政府に何をしろというのか。

中略

トランプ大統領の政治が悪いから、ウォルツ州知事の行政が悪いから、この事件が起きたわけではあるまい。

法定手続きを無視して、この白人警官をすぐさま公開処刑にすればいいのだろうか。

そもそも、心の奥底で個々人がどんな感情を持っていても、それは自由ではないのか。

肌の色の違う人に対して警戒心を持つのは、人間の本能に立脚するものであり、どうしようもない。

理性的に差別をしまいと思って行動することも大切だろうが、すべての人が高い理性によってしっかりと自己統御できるなどと考えることは非現実的だろう。

中略

黒人の人達を含めて、理性的にものごとを見ることのできる人たちは、この騒ぎが白人と黒人の分断を引き起こし、黒人への偏見を却って高めてしまうことを理解しているはずだ。

だからこうした無法な活動に対して「理解」など示してはならない。

放火したり、略奪したり、庁舎に乱入しようとしたりするのは、一切正当化できない。

この事件を受けて、トランプ大統領は、「多くのアメリカ人が恐れと怒りと悲しみでいっぱいになった」とし、今必要なのは「憎しみではなく癒しであり、混乱ではなく正義だ」と述べながら、暴れている人たちを「略奪者と無政府主義者」だと断じて、「暴れる暴徒が支配することは許さない。そうはさせない」と強調した。

この発言は「リベラル」派が非難するような、暴力を美化するようなものではなく、為政者の発言として極めて正当なものだと思う。

引用ここまで

私は、世界中で「リベラル」と称している左翼勢力が嫌いである。それは、このような騒ぎを利用してきれい事を言い、反政府的行為を扇動するからである。

事実。　ジョージ・フロイドという人は、紛れもない犯罪者である。犠牲になって、死亡するに至ったことは誠にお気の毒だとは思うが、犯罪は犯罪であり、それで贖罪されるわけではない。

教訓　ジョージ・フロイドさんを死なせた警官は、過剰なまでに首を押さえつけていたが、今後は米国の警察もこのようなことをさせないように警官を再教育すべきである。さっさと手錠をすれば良かったのだ。

狂気　ジョージ・フロイドさんをまるで英雄扱いにしようとする動きが米国内であるが、犯罪者を英雄扱いするようなことになれば、米国人の非常識を世界が嘲笑するだろう。

ありのまま　人種差別は確かに良くないが、それがなくならないことは、人間の性の哀しさとして、そのまま受け止めるべきであろう。

悪用　そして、米国の民主党がこの騒ぎを利用してトランプ大統領の表現を落とそうとしているが、そのようなやり方は少なくとも道徳的に良くない。米国人が好きなフェア精神から大きく外れる。トランプ大統領との策論争を通じて民衆の支持を得るようにするのが正しい道である。

介入　そして、死那狂惨党もこの騒ぎを利用して、米国内を分裂させようとしている。米国人には早くこのことに気が付いて貰いたい。

良心　この騒ぎを利用して略奪行為に走り、物的に得をしようとする人は、自分の良心を取り戻せ。自分の良心に問えば、良心はそのような行為をよしとはしない。良心とは、良神でもあるのだ。絶対に邪心=邪神ではない。