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引用ここから
『ウォール・ストリート・ジャーナル』(6月16日付)は、「中国でローン延滞急増、悪質回収業者に苦しむ市民」と題する記事を掲載した。
中略
(3)「シュウさんはまた、出前アプリなどを手掛けるハイテク会社、美団点評の金融部門の回収業者からも執拗(しつよう)な取り立てに遭った。祖母や両親、元同僚らにも、シュウさんに1万元を返済するよう伝えろとの電話があった。政府の「不誠実な人」リストに掲載される可能性があるとのテキストメッセージも受け取ったという。美団点評は、委託している回収業者は法律や業界の指針に従う必要があるなどとコメント。業者の行為に違反があった可能性があるとして、調査する意向を示した」。
中国の金融業界が、いかに混乱しているかを示す貴重な話だ。この裏には、中国経済が瀕死の重傷を負っているという事実がある。
(4)「中国の調査会社、艾瑞咨詢(アイリサーチ)は、消費者ローンの延滞額が今年、2兆8000億元(約42兆円)に達する可能性があると推測している。これは2019年末時点と比べて14%増、5年前からは倍以上の水準だ。延滞分の半分はクレジットカード債務で、残りはノンバンクの貸し手によるものだとしている。中国では返済に行き詰まった場合、裁判所を通じて債権者から猶予を得ることができないケースが大半だ。銀行やクレジットカードの融資でデフォルト(債務不履行)を起こした数百万人は政府のブラックリストに指定され、不動産の購入や高級ホテルの予約、高速鉄道の利用などが禁じられる」
今年の消費者ローン延滞額は、約42兆円を見込むという。凄い金額である。これが、資金循環から消えてしまうのだ。蟻地獄が始まっている。デフォルトを起こした数百万人は、政府のブラックリストに乗せられて社会的制裁を受けるのだ。
(5)「中国には、膨大な数の債権回収業者が存在しており、その多くは独立運営で、複数の貸し手と契約している。回収金額に応じて手数料を受け取る仕組みで、延滞期間が長いほど手数料も増えるが、回収も極めて困難になる。今のところ業界に対する規制は緩く、中国の銀行規制当局は最近になって、違法な回収手口などを定めた規制案を公表した。近年では、暴力をふるう、殺すぞと脅すといった行為に及んだ業者が逮捕された。大学生の借り手に担保としてヌード写真を差し出すよう迫った貸し手が廃業に追い込まれたケースもある」
回収業者への規制が緩く、ローン未返済者は踏んだり蹴ったりの扱いだ。社会主義を標榜する国家が、この有様である。回収業者の裏には共産党員が絡んでいるはず。だから、規制強化をさせない防波堤になっている。中国では、こういう例が実に多いのだ。
引用ここまで
かつて、日本で消費者ローンが盛んだった頃、SFCGという会社があった。代表者は大島健伸という朝鮮系日本人で民族名は丁 建伸(てい けんしん)という人間だった。
この会社は取り立てが酷くて、金を返せないのなら、臓器を売れとか、とにもかくにも非人間的な取り立てをしていた。それも、超賤系の人間だからできるのだろうと思った。まあ、そういうのは死那人も同じことで、取り立ては厳しいことだろう。
日本でも、金貸しのことを「アイス」と呼んだ。つまり、「アイス→アイスクリーム→氷菓子→高利貸し」であり、これは尾崎紅葉の「金色夜叉」の主人公の間貫一のことを指した。
借りたものは返すのがこの世の掟である。私は、いつも「資産は目減りするが負債は目減りしない」と言っている。
死那人で不動産をいくつも購入した人は、これから返済が大変だが、死那狂惨党は世界から借り入れた金を返さなければならない。しかし、どこにも死那を「善し」として信用する国はないので、破綻するしかないだろう。この先、わずかな月日で輸出が回復するとは思えない。そして、北京自体が武漢コロナウイルスの蔓延で機能が停止している状態である。
諸悪の根源である死那狂惨党と中華思想・華夷序列・愛国主義・民族主義に取り憑かれて習近平の醜い姿が地上から消える日も近い。
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