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引用ここから
(6)「中国の水利専門家で清華大学の水利教授であった故・黄万里氏は、1992年から1993年にかけて3回にわたって国家主席江沢民に手紙を出し、三峡プロジェクトの建設に反対した。黄氏は三峡ダムがもたらす12種類の壊滅的な結果を予測した。
1)より低い長江の主な堤防の崩壊
2)航海の妨害
3)移住問題
4)土壌汚染問題
5)水質悪化
6)発電不足
7)気象異常
8)頻発する地震
9)住血吸虫症の蔓延
10)生態系の悪化
11)上流の深刻な洪水
12)最終的には三峡ダムを爆発させざるをえない」
清華大学の水利教授であった故・黄万里氏が、三峡ダム建設による12の被害を計測して、当時の国家主席の江沢民氏に当てて、三度の手紙を出すほどの危機感を持っていた。政府は、これを無視して強引に完成させた。国威発揚が狙いで反対論を封じた。こういう経緯があったので、政府の中枢が竣工式に1人も出席しない異常さを見せ、話題になったほどだ。
すでに、1)~10)は現実の問題になっている。残るのは、11)上流の深刻な洪水、
12)最終的には三峡ダムを爆発させざるをえない、の2点である。いよいよ、これが中国の最重大課題として登場してきた。この不幸な事態に見舞われない保証はどこにもないのだ。
引用ここまで
中国には「水を治める者は天下を治める」という言葉があるそうだ。
尭と舜は、中国古代の聖王として有名である。禹は、その舜のあとを継いで天子となり夏王朝を開いた。
治水事業は、時の帝である尭から、禹の父である鯀に命じられ、その後禹が引き継いだ。
鯀のとった方法は「湮(いん。(ふさぐこと)」と「障(しょう。さえぎること)。
これに対し、禹のとった方法は「疏」(そ。とおすこと)と「導」(どう。みちびくこと)であったといわれている。
つまり、水に逆らわず、その流れを分けて通すことによってよくし、止めるのではなく、必要な所に導いていくというやり方である。力づくではなく、自然に沿ったやり方によるものだった。
日本でも甲斐地方に、武田信玄が考案して信玄堤がある。
さて、この三峡ダムというのは、いかにも死那狂惨党らしく、自然のことを無視した、いわば力尽くでの手法で造られたダムである。
この三峡ダムが決壊すれば、多数の死那人の命が失われることになる。
私は、死那狂惨党とその幹部連中は大嫌いだが、死那人の普通の人たちには嫌いでもないし、何も罪がない。
だから、三峡ダムが決壊するのではなく、死那狂惨党が自らの手で爆発し、解体することを願う。そして、その多大な費用を共産党幹部が不正な貯蓄から拠出せざるをえなくなるようになれば良いと思う。
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