あれかこれか

http://hisayoshi-katsumata-worldview.com/

引用ここから

北朝鮮は、これまで韓国を軍事脅迫してきたが突然の中止となった。米海軍が、3隻の空母を太平洋へ終結させたことに驚いた結果であろう。米空母の朝鮮半島接近は、北朝鮮にとって最大の軍事リスクに転化するからだ。

中略

『朝鮮日報』(6月25日付)は、「北朝鮮で内部引き締めショー、平壌まで3カ月間食糧供給が途切れ、市民の怒り爆発直前」と題する記事を掲載した。

北朝鮮が対北朝鮮制裁と新型コロナウイルスの長期化による影響で平壌市民に3ヵ月以上にもわたり配給を行えず、一部大都市で餓死者が出るなど最悪の経済難に直面していることが24日までに分かった。

中略

(3)「金正恩氏が6月7日、労働党の中核組織である政治局会議で「平壌市民の生活保障のための当面する問題」を話し合ったのは異例のことで、平壌の経済難を反映しているとみられている。幹部出身脱北者のAさんは「金正日(キム・ジョンイル)は苦難の行軍の時期に平壌市民と軍隊さえあれば体制を守れると考え、平壌に特別供給を行った。金正恩は平壌の民心まで失うのではないかと焦っているのではないか」と分析した。地方の状況は平壌よりもさらに深刻だ。金正恩氏が5月1日に開所式に出席した順川リン肥料工場も現在は稼働をストップし、労働者の給料も払えない状況だという。対北朝鮮消息筋は「平壌はもちろん、清津、咸興をはじめとする一部都市で餓死する人が出始めた」と指摘した」

順川リン肥料工場も現在は稼働をストップし、労働者の給料も払えない状況だという。現在は、田植えの時期であろう。肥料は必要不可欠。それにも関わらず稼働ストップである。農作物の収穫に大きな影響が出て当然だ。経済は、ますます逼迫化してゆく。餓死者が出始めているのだ。

(4)「特に新型コロナウイルス流行以降、今年1-5月の対中貿易はほぼゼロに近いとされる。国策シンクタンク関係者は「経済活動に必要な必需物資の輸入が途絶えるなど北朝鮮経済がまひする危機に陥っている」と述べた。現在の事態が長期化した場合、早ければ年内にも北朝鮮が保有する外貨が枯渇し、通貨危機が起きるとの見方もある。統一研究院のチョ・ハンボム上級研究委員は「最悪の経済難のせいで北朝鮮住民の不満が苦難の行軍当時の水準まで高まった。今回の韓国への挑発は経済悪化の責任を外部に転嫁する一方、中国と韓国から大規模支援を引き出すための脅迫目的だ」との見方を示した」

現在の経済状況(コロナ禍による貿易激減)が続けば、年内で外貨準備は底を突く見込みという。ここまで追い込まれても、なお、核開発を続ける北朝鮮とは何か。単純に、食糧贈与すれば済む問題でないのだ。

引用ここまで

北超賤がどうなろうと、私には関係ないと言いたいところだが、生存している全世界からの拉致被害者を、祖国に帰還させるという条件で、幾ばくかの食料援助ができないものか。

日本単独ではなく、世界中がそうすれば、一時的かつ人道的理由での援助ならられるだろう。

普通なら国連制裁の最中なので援助は難しいのだろうけれど、とにかく拉致被害者の同胞を救出できないかという一点のみに私の思いは募る。

餓死者を出してまで核開発に拘る金正恩が理解できない。

彼の関心が金一族が生き延びることだけなら、核開発を放棄して、金一族はどこかに亡命すればいい。

北超賤を統治することが目的ならば、軍の反対を押し切っててでも核開発を放棄し、国民に食料が行き渡るための交渉を米国と始めねばならない。

あれもこれもはあり得ない。あれかこれかという選択しかない。

孤独な自獄論者

何にも縛られず思い付くままに好き放題に書いています。 物言わぬは腹ふくるるわざなり

0コメント

  • 1000 / 1000