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引用ここから
第二の毛沢東を夢見る習近平国家主席に難題が降りかかっている。天変地異が連続して起こっているのだ。過去の中国であれば、皇帝に徳がないから起こっているとして、「革命」が始まる環境である。現在の習近平氏は、監視カメラや秘密警察を駆使しているから、庶民は不満でも動きようがない。最終的には、最高指導部の分裂が起こらないかぎり、「世直し」は不可能である。
『中央日報』(7月16日付)は、「未曾有の洪水に地震、そのうえバッタの大群まで襲来した『習近平経済』」と題する記事を掲載した。
中略
中国5大湖は、すべて大洪水によって水位が超警戒状況を超えているという。洞庭湖といえば、日本でも有名な湖である。中国の淡水湖としては2番目に大きい。全体的に浅く、長江と連なっており、その大量の水の受け皿となっている。季節ごとにその大きさが変わるという。湖北省と湖南省はこの湖の北と南にあることからその名が付いた。この由来からも、洞庭湖の意味の大きさが分かる。
中略
中国南部は、バッタの大群が襲っている。東北3省は、イナゴの大群が襲来している。東北3省は、中国の食糧庫とされるだけに被害が心配されている。
中略
この唐山地域で7月12日、M5.1の地震が起こった。44年前の同じ7月、歴史に残る唐山地震が起こったのだ。唐山地震は、1976年7月28日に発生したM7.5の直下型地震である。市街地を北北東から南南西に走る断層に沿って大きな水平右ずれが発生し、当時有数の工業都市であった唐山市は壊滅状態となった。死者数は中国発表で約24万、米国地質調査所の推計では65.5万人となっている。天変地異が続いている中国である。悪い連想を呼ぶのであろう。
中略
(6)「習氏は、「人民の生命と財産を保護せよ。人民解放軍と武装警察が災難防止業務に積極的に参加せよ」とし「各地域と部門が洪水防止業務に力を注げ」と促している。だが、その後に続く言葉が意味深長だ。「(洪水)以降の早急な生産回復計画も立てなければならない」。消えようとしている経済を建て直さなければならないという習主席の切迫した心中を察することができる。習氏は危機をうまく乗り切ることができるだろうか」
全権を掌握している習氏である。経済悪化が進めば、国内でこれまで抑圧されてきた不満が一挙に噴出しかねない。圧力釜の蓋が飛ばないように、習氏は苦悩を重ねている。
引用ここまで
古代中華帝国の皇帝を夢見る愚劣な習近平の運命は風前の灯火である。
中華思想と華夷序列で全世界を支配することなどできはしない。
大陸国家でありながら海洋国家になろうとした国々は全部失敗した。歴史を紐解けばすぐに分かる。
毎年拡大に次ぐ拡大でふくれあがった人民抑圧軍の来年度の資金繰りをどうするのか。
いったんこれだけの大きな予算を獲得したからには、簡単には削減できないだろう。
人民抑圧軍には不満がたまってくる。
習近平が夢見た一帯一路は、死那自らが世界中に拡散させた武漢コロナウイルスのせいで、台無しになった。
死那から援助して貰った借金を返そうにも返せないというのが一帯一路参加国の本音だろう。
武漢コロナウイルスが収束しないため、経済活動は停滞する。経済が回らないから、借金返済どころではない。
病人を治療するための資金さえままならないというのが本音だろう。
自らの面子のことしか頭にない習近平には14億人の指導者は務まらない。
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