死那の崩壊https://hisayoshi-katsumata-worldview.com/引用ここから習近平国家主席は、毛沢東路線の追随者である。習氏は、毛沢東が思い描いた世界覇権の夢を、「中華の夢」として実現を期す。中国に、それを現実化できる経済的要因が備わっているどうか。そういう根本的な議論を忌避し、危機に臨めば「統制強化」で乗切る強硬策を採用している。国内で妥協することが、習氏自らの権力基盤を弱体化させることになるのでは、と恐れているのだ。毛沢東が晩年、冒した多くの政策ミスを習氏もすでに嵌まり込んでいる。中略理念のみに酔う人間は、独裁者になると言われている。「原理主義者」であるからだ。毛沢東も習近平氏もこの部類に入る。中国経済の現実...2025.01.29 23:34
死那からは逃げるべきだhttps://hisayoshi-katsumata-worldview.com/引用ここからユニクロを経営するファーストリテイリングは、世界企業として発展を続けている。供給網は中国である。世界的に「脱中国」が進んでいる中で、依然として「中国供給網」を重視しているのだ。中国の輸出拡大を支えてきた加工貿易比率は、すでに減少傾向にある。特に、衣料品で顕著だ。輸出全体に占める割合は、1995年に24.1%と最も高くなっていた。2023年には8.6%へと急減している。ファーストリテイリングは、「残存者利益」を狙っているのだろう。 『日本経済新聞 電子版』(11月3日付)は、「『脱・中国はダメ』ファストリ柳井正氏が語る真意と覚悟」と題する記...2024.11.03 18:39
総加速師の運は尽きたhttps://hisayoshi-katsumata-worldview.com/引用ここから習近平中国国家主席の「運」は、尽きかけたようにみえる。国家主席就任は、江沢民氏の強い推挙を受けたもので、本命視されていた李克強(前首相・故人)を押しのけて実現した経緯がある。江氏は、習近平氏を操る目的でもあったとされる。こうした個人的思惑に支えられた習氏は、李氏に競り勝った。これが、人生最大の運と言わずして何と呼ぼうか。 この幸運は、さらに続いた。不動産ブームに支えられて、土地売却収入という多額の税収に恵まれたのである。これらを隠れ財源にして短期間に国防費を拡大させ、米国覇権へ対抗する壮大な夢が実現可能と判断するまでになった。絶頂期であっ...2024.10.30 23:53
死那の終焉https://hisayoshi-katsumata-worldview.com/引用ここから『日本経済新聞 電子版』(9月10日付)は、「習近平氏がスタバに手紙を書く日 中国企業も『脱中国』」と題する記事を掲載した。筆者歯、同紙の上級論説委員 高橋哲史氏だ。 中略 (3)「見逃せないのは、外資企業が中国離れに動いているだけでなく、中国企業も「出海」と呼ばれる海外進出を加速していることだ。いまや中国には海外で売り上げの多くを稼ぐ企業がいくつもある。代表例が建設機械で最大手の三一重工だ。24年1〜6月期決算で、売上高に占める海外の比率は6割を超した。国内は不動産不況のあおりで減収だが、海外での稼ぎで純利益は前年同期より5%増えた」 ...2024.09.10 18:34
死那はおしまいhttps://hisayoshi-katsumata-worldview.com/引用ここから『ブルームバーグ』(9月9日付)は、「『日本株式会社』の中国投資熱冷めるー政治と無縁の時代終焉」と題する記事を掲載した。 中略 (1)「地政学的リスクや中国の経済成長鈍化に対する懸念が強くなり、日本企業にとって中国への投資はもはや割に合わなくなっている。日本製鉄は7月、中国・宝山鋼鉄との合弁事業を解消すると発表。三菱自動車は昨年、中国での生産から撤退することを決めた。自動車販売の低迷や中国での電気自動車(EV)への急速なシフトが背景にある。最近の調査によると、中国に進出している日本企業のほぼ半数が、今年は投資を増やさない、あるいは削減する...2024.09.09 22:16
支那の邪悪さが一層明らかにhttps://hisayoshi-katsumata-worldview.com/引用ここから米議会が3月、米港湾で使用されている中国製の荷役クレーンについて調査した結果、通常の操業用とはみられない通信機器が見つかった。こうした中国製クレーンが、港湾で得た情報を中国本土へ送信することで、米国の安全保障上のリスクを高めるとの懸念が高まった経緯がある。 米議会関係者や文書によると、遠隔アクセスが可能なセルラーモデムが搭載されているクレーンもあった。議会調査で、モデムが発見されたことはこれまで報道されていなかった。米国内の港湾で利用されている荷役クレーンの8割近くが中国国有メーカー、上海振華重工(ZPMC)の製品だ。国防総省や他の情報当...2024.08.26 21:08
韓国の安全保障には関わらないhttps://hisayoshi-katsumata-worldview.com/引用ここから2019年に李栄勲(イ・ヨンフン)の『反日種族主義』がベストセラーになった。日本語でも翻訳されている。日本の植民地下で朝鮮の近代化が始まったという事実を緻密な数字と資料で論証したものである。日本が、朝鮮の近代化に大きな役割を果したと認めているのだ。こうした現実を絶対に受入れないと左派の人たちが頑張っている。日本を憎む余りに韓国の安全保障問題を忘れた行動である。朝鮮半島で、有事が起こったらどうするか。そこまで、想定できないのだろう。 『ハンギョレ新聞』(8月22日付)は、「韓国の光復会長『ニューライトが日本を許そうと言うが』騙されてはいけな...2024.08.22 23:53
南超賤の没落https://hisayoshi-katsumata-worldview.com/引用ここから韓国経済は、40~50代の「非自発的失業」(強制解雇)が、120万人台に上がっている。それでも、40~50代の雇用者数が10代~20代を上回るという異常事態を迎えている。これは、韓国の雇用全体が減少していることを表している。韓国経済は、大丈夫なのかという懸念の念を深めざるを得ない。 『ハンギョレ新聞』(7月19日付)は、「韓国で『望まない失職』123万7千人 最も増えたのは40~50代」と題する記事を掲載した。 韓国で職場の廃業や解雇といった理由で職を失った非自発的失職者の増加幅が、5カ月連続で拡大している。2年あまり続いてきた良好な雇用...2024.07.19 20:42
中朝関係危機https://hisayoshi-katsumata-worldview.com/引用ここから『朝鮮日報』(7月14日付)は、「2年にわたる水面下の中朝対立が爆発、中国にむげにされロシアに抱き込まれた北朝鮮」と題する記事を掲載した。 中朝関係が尋常でない。金正恩(キム・ジョンウン)総書記と習近平国家主席が、2018年に中国・大連で一緒に散策したことを記念するために設置された「足跡の銅板」まで無くなった。中国側が、銅板の上にアスファルトを敷いて足跡を消してしまった。朝中首脳の友好の象徴物が除去されるというのは類例がない。 (1)「今年1月の台湾総統選挙は、中国の最大の関心事だった。中国が嫌う親米・独立傾向の候補が当選したにもかかわら...2024.07.14 20:00
支那人に未来はあるのかhttps://hisayoshi-katsumata-worldview.com/引用ここから中国習政権は、不動産バブル崩壊の責任を地方政府と金融機関におしつけ、政治は無関係を通している。この一環として、金融機関幹部の給与半減という荒療治を行っている。最大の責任は、不動産バブルを容認していた政府にあるが、財政資金での処理を忌避しているのだ。 『ロイター』(7月11日付)は、「中国が『高給バンカー』叩き、経済に逆効果か」と題するコラムを掲載した。 豊かになるのは素晴らしい──。数十年に渡る中国の改革開放と急成長を生み出したトウ小平氏の有名なスローガンだ。だが、現在の習近平国家主席が進める所得格差是正策「共同富裕」の下では、金融業に就...2024.07.11 18:16
朝鮮戦争の悲劇は繰り返されるのかhttps://hisayoshi-katsumata-worldview.com/引用ここから『ハンギョレ新聞』(6月21日付)は、「誤った判断が招いた朝鮮戦争、悲劇を繰り返してはならない」と題する寄稿を掲載した。筆者は、パク・チャンスン漢陽大学史学科名誉教授である。 数日後に迫った6月25日は、朝鮮戦争が起きて74年になる日だ。朝鮮戦争が起きる過程では、この戦争についての各国の指導者たちの深刻な誤算と誤った判断があった。 (1)「戦争による統一を夢見てきた金日成(キム・イルソン)は、1949年と1950年の春にソ連のスターリンに会い、戦争支援を要請した。1949年春には「まだその時ではない」と拒否したスターリンは、1950年春に...2024.06.22 18:48
大馬鹿者習近平https://hisayoshi-katsumata-worldview.com/引用ここから習近平氏が国家主席に就任以来、中国の経済・外交が行き詰まり傾向を強めている。それは、習氏が国際協調主義を捨てた、類い希なナショナリストである結果だ。「中華再興」という合い言葉の下で、強引な「戦狼外交」を進めるほかに軍事力を強化して、米国や近隣国との摩擦を引き起している。その資金力は、不動産バブルによる「あぶく銭」であった。その、不動産バブルが崩壊して戦狼外交の経済基盤を失った。中国は、経済的支柱を失った今、「彷徨」するほかない窮地に立たされている。 習氏は、中華再興を唱えると同時に「一帯一路」の拡張政策を始めた。その直接的意図は、過剰物資...2024.06.16 23:51